フリートーク 池田 疲れた男 | BLOG OF DOBELLMAN

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我々は主に舞台関係のパフォーマンスをする団体「DOBELLMAN」です!
このブログではその活動報告を行っていきます!

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これを書いている現在、稽古も佳境に差し掛かってきたなと感じています



みんな、なにかしらの光明が見え、褒められることも多くなったように感じます



そんな中僕は、ひたすら迷宮を作り上げています



考えしいの僕はどちらかといえば「こういう解釈や場面作りがある!」といって毎回ほぼ宣言もなく試すのですが


最近引かれます


感想を聞いても「人間に見えない」だったりしています


それでも、僕は一個基づいてやっているつもりです


それはおそらく僕の中にあるのでしょうが
どちらかといえば「この方向性がある!」と定めて、あえて最大値でやっています


最大が出るなら、それを抑えるのは可能だと考えているからですね


何かやるにしても、所詮プロでもなければ技術や肩書き、経験もない僕なんてなにやるにしても汗かいて暴れて叫んで心と身体を削ってフルで戦っていくしかない


微々たる変化は伝わらないし、作り手の細かいこだわりは分かってもらえない


派手だったり、明らかに妙なものは評価されるけれど、絵の中のたった一本の線の機微に評価を下す人はどれだけいるのでしょうか


だからこそ「やってやる・やってみる」の精神で挑んでいます



先週も書いたとおり、全ては勝つため



だからこそハッキリと「違う」といって欲しい



あくまで考えの一個でしかないのだから



やりすぎなのは当たり前で、大前提で動いています



それは、高校までの僕は滑舌に気をつけ、発声に気をつけ、言葉の抑揚に気をつけ、言葉の意味を立て、わかりやすい動きをしていました



僕はそれだと、限界をわからないまま過ごすことになると感じています



だからこそ評価して欲しいし否定して欲しい


方向性があっていれば教えてほしい



それでも、新しい見方のために試すなんてことは往々に行うのでしょうけれども……


僕は僕が一番信用なりません
僕は僕が一番大切です


だからこそ、不安になって慰めて、自棄になって、面倒くさくなります


身体の痛みや痣を見つめては嫌になります


下手だなぁと


それでも変えられない


怖いから


底を見せて愛想つかされたくないからひたすら掘って、墓穴を掘っても掘り抜けて……


突き抜けたなら俺の勝ち



悲鳴をあげるのは身体だけ



お前らに俺の何がわかる



そう思いながら、明日も一回転します



池田