ヨルダンにはそんな覚えにくい名前の隠れた秘境があるらしい
宿の管理人ルアイにワディムジブについて訪ねてみると
「タカシサン、そこはメジャーでこそないがわたしがヨルダンで最もおすすめするところだ」
なにー!それは行くっきゃない!
行き方はタクシーをチャーターするのが一番いいらしいけど二人だと割高になってしまうと
道連れを探すしかない
宿にいる日本人に片っ端から声をかけるがそんな場所は誰も聴いた事がない
写真を見せて、行った事もないのにワディムジブの回し者であるがごとく口説いてまわった
するとさすが旅人たち
自分を波に乗せるのがうまい
すぐに6人集まり計8人で行くことになった
やったね
向かう途中、高速道路みたいな道で驚愕の光景を目にする
前方を車と一緒に物凄いスピードで得体の知れない何かが走っている
よく見ると
キリン!?
いや、違う
でも大きくて足がめちゃくちゃ長い
しかも物凄いスピード
なんっだありゃ!?
目を凝らして見てみると
道路を走り慣れていないのか完全に足がちぐはぐになってきている
そして
コケた!?
あのスピードでコケたからめちゃくちゃ痛そう
目の前だったので車をゆっくり走らせ横たわっている「それ」にだんだん近づいた
そして「それ」はまた急に起き上がり
何事も無かったかのように全力疾走をはじめた
は、速え~…
しかしそのスピードとは裏腹に、足が長すぎるのか道路という素材が合わないのか
はたまた久々に走ったからなのか
子供の運動会の親子リレーに出場したお父さんのごとく心と足が分離している
見ちゃいられない
そして
コケた
横たわる「それ」の正体を追い越しざまに確認
まさかの
ラクダだった
ラクダって走れるんだね…
なぜラクダがこんなところで全力疾走しているのか
あらためてここが異国だと思い知らされる瞬間だった
そして何度も起き上がり全力疾走を続けるラクダを見て
「よっしゃ今日も締まっていこう」
と思った
何の話?
そう、ワディムジブ
そんなこんなでワディムジブに到着
たみやん&ゆーきちゃん夫妻、あさちゃん、あつしくん、てつやくん、中国人のリー(だっけ?)、まーちゃん、おれ
の8人でいってきます
なんでこんな格好をしているかっていうと
キャニオニングみたいなやつ
こっからワクワク感がハンパない
いや、まず景色がめっちゃすごい!
この水、生ぬるくて気持いい
ワディムジブは死海の東側に位置していて、この水は四季を通して死海に注ぐ重要な流れなんだって
めちゃくちゃ楽しい!!!
めっちゃいい顔!
この二人とはその後2ヶ月も生活を共にすることになる運命の出会いだった
流されて~
ほんとシャレならんくらい楽しかった
みんなありがとう!!!!!!!!!!!!!
ペトラ遺跡、死海、月の砂漠ワディラム、紅海
そしてワディムジブ
いずれ誰もが知るヨルダンのハイライトとなる
でしょう
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