東日本大震災から５年か、早いな～。
５年前の今日は休みで、確かＴＶかネットを見ていたな。
ほいで、あの長く大きい揺れにたまらず、外に出た。
するとお隣の奥さんも出てきて、会話をしながら落ち着くよう努めた。
電線もすごい揺れで落ちてくるのが心配で、しょっちゅう上を見てたな。
確かいい天気ではあった気がする。
この５年、何も成し遂げていない。
人間的にも成長してるとは思えないし。
復興庁のＨＰに行くと、
「2011.3.11から５年 復興５年ポータルサイト」というのがあって、ＨＰを見るより
わかりやすいから、そっちを見てみた。
映像もあるし、経済産業省の廃炉・汚染水対策ポータルサイトへのリンクもあって、汚染水対策の進捗状況や福島第一原発の廃炉に向けた取り組みや技術開発プロジェクトについても見ることもできた。
高台等への集団移転等、完成見込み戸数の割合は、４７％（Ｈ２７年度）
災害公営住宅の完成見込み戸数の割合、６３％（Ｈ２７年度）
被災３県で再開を希望する水産加工施設の業務再開状況、および鉱工業生産指数は、１００％。
避難者はまだ約１９万人もいるのか（平成２７年１０月）。
仮設住宅に、６８，０８３人（３２，６７６戸）。
海岸はやっぱり駄目ですね。
それ以外、河川、水道はほぼ１００％終了。
農地の復興状態が７０％は、結構進んでる。
塩が入ってしまった農地の復旧は大変だろうに。
交通網もほぼ１００％完了。
中間貯蔵施設はカオスだろうなぁ（笑）
ＴＶを見ていると、除染で出た土壌は住宅地のそこら辺にもおいてあるみたいだし。
除染後もまだ、被ばく線量の高い場所があるともいうし。
一番思うのは、５年経って代替エネルギー（自然エネルギー）の安定確保に思ったほど至っていないなという事。
結局、油を買ってきて燃やしてるのがメインなんだろうなぁ。
そのシーレーンである南シナ海では、中国が不穏な動きを見せているし。
原発でも、高浜原発運転停止の仮処分を受けて、関西電力は自由化を前に値下げは無理と言ってたし。
自由化で電気代が下がるという事は、代替エネルギーの設備や技術開発はうまくいっているという事か。
どうも、そういうイメージはないんだよなぁ。
公的な保育所を作るのもいいけど、結局借金じゃないの（笑）？
予算９６兆円の半分は借金と聞いたけど、借金で保育所作ってもその借金を払うのは、その保育所に通うことになる子供たちじゃないのかな。
日本政府がお金を持ってる訳じゃないんだから、結局税金じゃんかよ。
年収の少ないシングルマザーからも税金は取るんだからさ、待機児童をなくせと言ったって、どこまで拾うというんだろう。
年収が１億円を超える家庭の子供も拾うのかよ。
原発の廃炉や使用済燃料の処分場建設には想像を絶するような金額が必要なワケだろうし、その上年金、介護、保険医療。
結局は、子供たちの双肩にのしかかるだけだよね。
保育所を作るなら、被災３県からまず潤沢に作って欲しいよなぁ。
足りてるならいいんだけど。
ＴＶで見たお子さんとお母さんを失って、父親と二人で仮設住宅に住んでいた女性が忘れられないな。
父親が自殺しないかと心配していた。
５年で悲しみは癒されるもんだろうか。
「日本死ね！保育所作れ！！」とわがもの顔で大威張りのお母さん方は名古屋市議の報酬増額はどうでもいいのかな？
反対のデモや署名運動はしないのかな？
積もり積もれば、保育所を作るいい予算じゃないか。
お子さんを失い、保育所に入れる心配も失った被災地のお母さん方にこそ、予算を使ってほしいのだけど。