人の一生を雨にたとえたら | コーチが聴く!自分で地図を描く人たちの知恵

コーチが聴く!自分で地図を描く人たちの知恵

~知恵を言葉に ひらめきを行動に~

今、私の住んでいるところではザーザー降りの雨が降っています。

雨の音は大好きで、ついつい手を止めて聞き入ったり、

窓の外の景色に見入ったりしちゃいます。

特に、雨粒に打たれてお辞儀する木の葉っぱを見ていると、温か~い気持ちが湧いてきて、

知らず知らず微笑んだりしています。

 

ふと湧いたイメージですが、

人の一生って雨みたいですね。

雲から、ある時一滴の雨粒となって地上へと向かって旅を始めます。

最初はゆっくりだったかもしれないけれど、

段々にスピードを増して、一気に地上へと向かう。

結構あっという間のことでしょう。

 

そして地上に到達!

地面に落ちるものもあれば、木の葉に降り注ぐものも、花びらに落ちるものもあるでしょう。

いずれにせよ、そこから水路に集まっていったり、地面に吸い込まれたりしながら、

地上での旅を続け、いつかはお日様の熱によって水蒸気となって天に帰っていく。

 

雲から地上への、割とあっという間の旅が、人の一生なのかなと思ったのです。

途中で風に吹かれてサーっと場所を移動したりするかもしれない。

色々な景色を見たり、

「自分はいったい何のために地上に向かっているのか?」なんて

問いが浮かんでモヤモヤしたり、

もうすぐ地上に到達するという時になって、げ!と焦ったり、

…するかもしれません。

 

でも、その全てのプロセスが大きな大きなサイクルの中の大事な一つ。

地上に着いたら、生き物の身体に取り込まれる大切な水分としての

お役目を果たすかもしれないし、

下水道を旅して海に向かうかもしれないし、

いずれにせよ、そこに水滴さんがいてくれることが、いのちの全体にとって大切なこと。

 

な~んてね。

雨の音に身を委ねていたら、そんなイメージが湧きました。

 

大雨の被害にあわれて大変な想いをされている方、されたが方が読まれたら、

嫌な思いを感じられるかもしれません。

きっかけとなってしまったら、申し訳ありません…。