エルクレスト下北沢店
鍼灸師の木村佑介です!!
東京は久し振りの雨のような気がしますね
さて、スポーツ選手なら当たり前にやっている【アイシング】が今回のテーマです。
そもそもアイシングって?という方に簡単にまとめると…
こういった氷嚢に氷と少量の水を入れ、筋肉や関節を冷却し、鎮痛や疲労回復に使用される手法です。
冷やすことで、血管が縮まるため、痛みの原因物質の産生を抑え、また血流に乗ってやって来る原因物質を遮断します。
と、こんな所がアイシングの一般的な説明されている所です。
良い事尽くめのような感じがしませんか?
しかし、個人的にはアイシングの使い方は限定的であるべきだと感じています。
アイシングは冷やす事で【抗炎症作用】つまり炎症を止めましょうという働きかけをします。
…が、身体の壊れた組織を治すためには本来炎症が必要不可欠なのです。
私達、鍼灸師が行う鍼灸治療も、患者様の身体に鍼や灸を行う事で、その場所に炎症を引き起こす事をさせています。
考え方としては
◯炎症が発生
→血液が大量にやってこれる
→組織を治す事が出来る
→完治へのステップへ…
※但し、このステップは「痛い」んです。
抗炎症と、治癒は実際に見てみると反する行為になってしまいます。
その場で痛みを取り、すぐ現場に送り出す必要があるアスリート
あるいはあまりに急な怪我で腫れなどが酷すぎる場合など、その使用は限定的の方が良いと感じます。
少なくとも慢性の段階になった時点で、ガンガン温めるべきだと感じます。