日本で働く外国人についてのブログ -3ページ目

製造業・労働安全衛生教育マニュアル(他言語版)For Work Safety & Health

最近は、ホワイトカラー・ワーカーに限らず、サービス業や製造業等、様々な職場で、外国人労働者の方たちに会う事が珍しくなくなってきましたよね。

 

そんな中、特に危険度が高い、製造業で働く外国人労働者に対する安全衛生教育は、どの企業にとっても重要な労務管理のポイントの一つになっていることと思います。

 

資力があり、外国語の専門通訳を雇う事ができる、あるいは外国語が堪能な自社の技術スタッフを抱える大企業ならまだしも、中小・零細の製造業の現場では、外国人労働者が理解できる多言語を用いての、行き届いた労働安全・衛生教育といわれると、現状なかなか難しいのではないでしょうか。


そんな企業にとって、今回、厚生労働省が新しく発行した、


リンク  未熟練労働者に対する安全衛生教育マニュアル (厚生労働省)

 

PDF  For Work Safety and Health ~ To those working in the manufacturing industry(英語版)

 

は、なかなか良い補助教材資料だと思います。

 

日本語版の他に、

 

◎ 英語版
◎ 中国語版
◎ ポルトガル語版
◎ スペイン語版

 

がアップされています。

 

日本語マニュアルには他にも追加教材として、動画もアップされていますが、さすがに動画の外国語版はありません。

 

ただ、このPDF版の資料を教材として、現場スタッフが安全衛生教育を実施することは零細・中小企業においても十分可能なのではないでしょうか。

 

国も、企業がそうした教育を行う事によって、言語面で不安を抱える外国人労働者の方たちの不安を取り除き、事故のない、安全な職場作りを推進し、会社の業績も上がる事を期待しているようです。

 


◆ 就労ビザ申請・外国人雇用の若松絵里社労士・行政書士事務所 ◆

 

初来日する外国人社員へマイナンバーの説明を(外国語版リーフレット)

企業では、2016年1月から従業員のマイナンバー収集が必要になっています。


マイナンバーについては日本人・外国人に限らず従業員には雇用主に対する通知義務があります。


ただ、特に、日本に初めて来る外国人など日本の制度を知らない一部外国人社員の方には、マイナンバーについてスムーズに理解してもらう事が難しく、ご本人からの情報提供に時間がかかってしまうケースも散見されます。


そのようなトラブルを防止するためにも、初来日する外国人社員がマイナンバーについて正確に理解し、必要な情報を雇用主に迅速に提出できるよう、日本政府(内閣官房)が公開している英語を始めとした外国語版のリーフレットを紹介しますので活用されてはいかがでしょうか。


こちらのリーフレットは、日本で主要な27言語で翻訳されており、マイナンバーの基本から、上述の雇用主への告知義務についても記載されています。


尚、本リーフレットについては既にご存知の企業・関係者も多いかもしれませんが、内容を再確認し、必要に応じて既存の外国人社員へ配布しマイナンバーへの理解を深めてもらうのもいいのではないでしょうか。



URL マイナンバーに関する説明資料・各国語(内閣官房)


※上記リンクページから各国語・説明書のpdfに移動できます。

※「マイナンバーの提示を求められるケース」に関しても、外国語版のリーフレットがあります。



◆ 就労ビザ申請・日本駐在員事務所・日本支店・日本支社の労務管理 若松絵里社労士・行政書士事務所 ◆





外国人のための無料専門家相談会

外国人のための無料専門家相談会 (主催: 公益財団法人 板橋文化・国際交流財団)に今年も相談員として参加させていただきました。


この相談会には過去5,6年ほど毎年参加しています。





弁護士、行政書士、税理士、社会保険労務士等の専門家と多言語の通訳ボランティアの方達がチームを組んで、主に板橋区在住の在日外国人に対し、


ビザ、結婚・離婚、難民認定、相続、労働、保険・年金


等に関する、日本で生活する上で抱える様々な悩みにアドバイスをする無料の対面相談会です。


今年も例年同様、約10名ほどの専門家と英語、中国語、韓国語、タガログ語等の通訳ボランティアさんたちが相談員として参加し、外国人の相談者は15名ほど来訪してくださいました。


私が対応した相談は2件でしたが、それぞれ45分ほど、例年よりは多めの相談時間を遣って、じっくりとお話をおききすることが出来て、私自身も満足して終えることができたと思います。



ちなみに、私が今回対応した2件の相談内容については以下の通りです。

(※事実関係の詳細は少し変更して記載しています。)


 
① 

【相談者】 中国籍の女性と日本人配偶者


【相談内容】


中国出身の現在は、「日本人の配偶者等」の在留資格をお持ちの女性で、帰化を希望されていました。
日本人のご主人も同席されました。相談者が日本語があまり上手ではなかったため、中国語のボランティア通訳さんも同席しました。


相談者本人は、帰化を希望されていましたが、ヒアリングをしていく上であまり日本語に自信がないとの事でしたので、帰化(特に簡易帰化)の手続きに関する概要と一緒に、永住申請についても案内。
また、日本人のご主人と相談者は、在留期間の更新申請の煩わしさをなくしたいというのが一番のご希望でしたので、相談者の日本語がもう少し上達するまで、まずは永住申請(条件は完全に満たしていました。)を選択するのも一つの方法ということで、上記二つの手続きの概要と提出書類などの情報の取得先(帰化: 法務局国籍課/永住申請: 入国管理局インフォメーションセンター)をお知らせして終了。



② 

【相談者】 中国籍の女性


【相談内容】


相談は主にの3点でした。


(1)

現在、短期滞在で、在留資格「定住者」への在留資格変更申請中。(日本人夫と別居して20年ほど中国で生活、5年前に日本人夫が死亡・数か月前に、日本人夫との間に生まれた日本国籍の娘・13歳と来日、娘を日本の中学に通わせながら、親権者として在留するため「定住者」申請を申請中。現在2回目の申請中(1回目は不許可)で申請してから2か月ほど経過しているが結果がまだ出ないので不安。審査期間が長いが何か原因があるのだろうか、専門家の意見を聞かせてほしい。


(2)

上記相談者の中学生の娘に関する児童手当の申請方法について知りたい。


(3)

上記相談者の成人した長男(同じく死別した日本人夫の子)が既に日本に住んでいるが、その長男には収入がないので、国民年金を払えないため、どうすればよいのか教えてほしい。


以上主に3点に関する質問でした。


本相談には弁護士と共同で対応し、(1)については、現時点では入管からの通知を待つしかないが、もし2回目も不許可だった場合は、本件は複雑な事案に該当するので誰か専門家に相談したほうが良いとアドバイス。
(相談者の話しによると、少々提出書類に不備がありそうな印象がありました。)


また、(2)と(3)については、児童手当の支給申請と窓口、国民年金保険料の免除制度の概要及び手続きの方法と窓口についてお教えして終了しました。


上記のように概要だけを書くと、あっさりスムーズに終了しているように思えますが、実際は、外国人相談者との日本語でのコミュニケーションもスムーズにいかず、相談者の皆さんについても、日本の行政手続きに関して基礎知識がない方も多いので、一つの事を説明して理解していただくには時間もかかり、そう簡単な事ではありません。


それでも、一生懸命説明して、相談者の外国人の方に、最後の別れ際に、


「よくわかりました。ありがとうございました。助かりました。」


等と言っていただけると、それまでの疲れも忘れて、とても嬉しい気持ちになります。


日頃、特に人の役に立つような立派な事をしている訳ではない私でも、少しは日本で苦労して頑張っている外国人の皆さんの役に立てたかと、偉そうですが、ちょっと一人でホッコリしてしまいます。


◆ 就労ビザ申請・日本駐在員事務所・日本支店・日本支社の労務管理 若松絵里社労士・行政書士事務所 ◆











中小企業が優秀な外国人を雇用するノウハウ

主に、細・中小企業の皆さんが初めて外国人を雇用するときに、参考にしていただける、



● 外国人人材募集から雇用開始



までの流れについて概要を、「企業実務」誌 2016年6月号 (㈱企業実務出版社) に寄稿させていただきました。


特に、日本で大学・専門学校を卒業した外国人留学生を雇用される中小企業の担当者の方に参考になる記事になっていると思います。



どんな方法で外国人を募集・求人するかに始まり、就労ビザ取得、雇用契約書の作成、雇用開始までの流れをお分かりいただけると思います。


ただ、紙面が限られているため、各項目について書きたかったことは全て書けていません。


外国人社員の就労ビザを申請したいが、詳しいことがわからない...という場合は、当事務所あてに直接ご連絡ください。



寄稿記事について、ご興味がおありの方は、下記リンクをクリックしてご覧ください。(全4頁)



PDF 中小企業が優秀な外国人を雇用するノウハウ





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外国企業向け・労働・社会保険の説明資料(日英)を改定しました。

少し時間的に余裕ができたので、久しぶりに、


・在日外資系企業の親会社向け~日本の労働保険・社会保険加入に関する資料~


を改定しました。


日英版です。


当事務所でも、頻繁にお問合せをお受けする、外国法人が日本に支店や支社を設立するときに加入しなければいけないけれど、(海外の親会社等に対して) 説明が少し面倒くさい、


●労災保険

●雇用保険

●健康保険

●厚生年金保険


の仕組みや、会社・役員・従業員の費用負担などに関して簡単に日本語と英語で記載しています。


よろしければ外国の親会社などの関係会社・外国人の方への説明時にお使いください。


! 下記、1., 2., 3.については著作権は放棄しておりません。内容の変更・商用のための配布などは申し訳ありませんがお控えください。



※ 下記資料記載の数字は2016年3月(4月納付分)~


PDF 1. 日本拠点を設立したときの労働保険・社会保険について 【日本語・英語】

PDF 2. 保険料負担 (事業主 VS 役員・従業員) 一覧表 【日本語】     

PDF 3. 保険料負担 (事業主 VS 役員・従業員) 一覧表 【英語】

PDF 4. 健康保険・厚生年金保険の保険料額表 【日本語】

PDF 5. 健康保険・厚生年金保険の保険料額表 【英語】



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外国人社員用・日英併記版・雇用契約書サンプルを改定しました。

すごく久しぶりに、当事務所オリジナルの



外国人社員用・日英雇用契約書サンプル版



を現行の法律に合わせて更新・アップしました。


サンプル版といっても、合計8ページの、内容を結構詳しく記載した、ボリュームのある雇用契約書となっています。


日英併記版です。



最近は、大企業に限らず、外国人社員を雇用される中小企業様や個人事業主様も多いと思います。


このサンプル版はこのまま使っていただいてかまいませんので、必要に応じて、訂正・変更の上、ご利用ください。


御社の外国人雇用が成功されることを祈念しています。



1. PDF 外国人社員用・日英・雇用契約書サンプル版  ※当事務所オリジナル


2. URL 初めての外国人雇用・英文雇用契約書の作成と配布  ※当事務所ウェブサイト



!著作権は放棄しておりません。御社・個人において内容の変更及びご利用いただく事は問題ありませんが、商用のための配布や変更はお控えください。



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新年早々の出張は長野

一昨日の1月5日は、専門学校生の在留資格変更のご依頼で、長野県の企業様に行ってきました。



こちらの企業さんからは、昨年末に電話で初めてご相談をいただいていて、留学生の就労ビザ取得の概要については一通りのお話をさせていただいたのですが、実際の業務受託となると、東京←→長野の交通費が発生するため、地元の行政書士を探された方が良いですよとアドバイスさせていただき、いったん話しが終わっていました。



その後、再度、会社の専務さんからご連絡をいただき、



地元の行政書士を探してみたが、ビザを専門にしている行政書士が見つからなかった。



とのこと。

(行政書士と一言で言っても、その行政書士個人が専門としている分野がそれぞれ異なるので、業種や地域によってはこのような事も起こります。)



そのため、業務依頼を前提に長野に来て欲しいということで、まずは就労ビザ取得の条件など詳細確認のため、上野から新幹線に乗り片道1時間半、また長野駅から会社まで片道30分の道のりをテクテク行ってきました。

ちなみに、長野駅←→会社間の送迎は専務さんにやっていただきました。ありがたいことです。



あと、今回採用したいという留学生、長野県の専門学校に通う韓国籍のとても可愛い素直なお嬢さんでしたが、こちらにも同席していただき、三人でゆっくり数時間打ち合わせをして帰ってきました。



詳細は書けませんが、在留資格変更許可の可能性については、かなり難易度は高めと判断したものの、(許可がおりる)可能性も全くないわけではありません。



専務さんにも留学生ご本人にも、その事もきちんとお伝えした上で、依頼の有無についてお尋ねしたところ、お二人とも、



ぜひチャレンジしたい



という事ご意向で、本日、正式にご依頼をいただきました。



今回(は特に)、



専門家がやらなくても十分に許可がおりる、難易度が低いケース



とは全く異なります。



しばらく、またプレッシャーで胃が痛い日々が続くことになると思います。

でも、遠いところから、わざわざご依頼いただいたのだから、精一杯、頑張りましょう。



専務さんも留学生のお嬢さんもとても良い方達なので、なんとか許可を勝ち取って働いてもらいたい。



さて、そんなこんなで、打ち合わせも終わり、帰りの新幹線まで少々時間があったので、せっかくだからと長野駅すぐそばの善光寺を見学してきました。



善光寺は、20才の頃、家族で一度行った事があるのですが、はるか昔の事で、その時の事は殆ど覚えていません...



でも、一昨日、久しぶりにいった善光寺は、まだお正月の華やかな賑わいも残っていて、お寺の景観も素晴らしかったし、門前町で買った野沢菜おやきも、専務さんにご馳走していただいた、信州そば懐石料理もとても美味しくて、なんだか申し訳ないほど楽しい出張でした。



専務さん、ありがとう。

長野、また行きたいなぁ。






● 専務さんにご馳走していただいた信州そば懐石のおそば。美味しかった!








● お正月の賑わいが残る、善光寺正門






● 善光寺の仁王像、りりしくて、すごく素敵でした!






● 善光寺門前通り・おやきや御煎餅など美味しそうなものがたくさん並んでいましたが、時間がなくて新幹線で食べるおやきを買うのがやっと(涙)




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在日外国人労働者の「高度専門職」への在留資格変更

2012年に、【高度人材ポイント制度】が導入されてから、はや3年が経過しました。



【高度人材ポイント制度】とは2012年5月に新設された、日本政府が優秀な人材であると認定した高度な技術や知識を備えた外国人労働者を日本に誘致するための入国管理法上の制度です。



具体的には、外国人の学歴・職歴・実績・年齢・給与額などの項目別にランク付けし、ランクに応じてポイントを付与、そのポイントがある一定以上に達した外国人(=高度人材)には、日本での在留に関し、他の外国人にはない様々な優遇措置を与えるというものです。ちなみに、同様の制度は欧米を中心に既に多くの国で導入されています。



導入当初は、法務省も試行錯誤していたようで、制度の運用や実際の申請手続きが私達専門家にさえ、何だかわかりにくいものでした。



また、そもそも高度人材と認定されるためのハードル(年収等)がとても高く、外国人の皆さんにとっても、お世辞にも「使いやすい制度」とは言えなかったのですが、その後、使い勝手が良いように法改正も重ね、また、日本の景気が好転してきたのも手伝ってか、この制度を利用する外国人の方たちも増えてきているように感じます。



実際に最近は当事務所でも、


■ 【高度人材】に該当する外国人労働者を海外から呼び寄せたい。


■ 現在雇用している外国人社員が【高度人材】に該当するようだ。雇用主として「高度専門職」への在留資格変更をサポートしたい。


といったお問合せを受けることが多くなってきました。



こういったご質問に対して制度の概要や手続きの流れをお伝えするために、当事務所のウェブサイトに該当のQ&Aを追加しましたので、よろしければご覧ください。



リンク 「技術・人文知識・国際業務」を保持して働いている外国人社員の、「高度専門職」に変更申請について


※ 当事務所では、【高度人材】に該当するかどうかの事前判断を含む、申請に関する手続き代行及びコンサルティングをお受けしています。

リンク お問合せ方法



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紫陽花に癒されました。(@紫陽花まつり/白山神社)

先週末の土曜日に、白山神社(東京都文京区:最寄駅は都営三田線の白山駅)



URL 紫陽花まつり



に行ってきました。



テレビなどのニュースで頻繁に宣伝されているようなので、行かれた人も多いのではないかと思います。



当日は、おまつり初日で、天気も曇りがちではありましたが、強い日差しがなかったせいで暑くもなく、快適な休日だったため、予想通りのたくさんの人出でした。



そして、こちらも予想通り、きれいでしたね、紫陽花!



白山神社には、約30種類、全部でおよそ3千株の紫陽花が植えられているそうですが、どの花も今を盛りと、紫陽花ならではの清楚な凛とした美しさで咲き誇っていました。



さて、私たちがよく目にする紫陽花の種類は、大体が、こんなの(↓)







やら、こんなの(↓)







ちょっと、色が変わった、こんな(↓)形のものが多いと思います。






なので、まさかこんな形(↓)やこんな形(↓)の珍しい紫陽花があるということを知って、驚きました。









こんな、たくさんの美しい紫陽花を見られて、気分的には沈みがちな梅雨の季節もありがたいな、と思いました。



また、白山神社の狛犬さんも、きれいな紫陽花に囲まれて、なんだかとても嬉しそうに見えましたよ。(↓)








それから、おまけ画像はこれ。(↓)

神社で売っていた、紫陽花をかたどった金平糖です。



とてもきれいだったので、思わず買ってしまいました。

食べるのはもったいないので、しばらく飾っておくことにします。








以上、本当に心癒される、清楚で美しい紫陽花を堪能して帰ってきました。


この紫陽花まつり、今週末の6月14日までやっているようですので、都内にお住まいの皆さんは行かれてみてはいかがでしょうか。お勧めの癒しスポットです。



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英語・リスニングとリーディングの勉強方法

リンク今日は日頃の英語の勉強方法について少し書いてみようと思います。



私の英語の勉強方法は、若い頃からコロコロと変わってきましたが、ここ2年ほどは、ほぼ下記の素材を使った方法で行っています。



まず、【リスニング】の強化にはこれ。








リンク CNN English Express



ご存知の通り、アメリカ・CNNで報道された様々なニュースをスクリプトとCDで勉強できる月刊誌です。



他にも、これと似たような雑誌で、ENGLISH JOURNAL(アルク)や、The Japan Times NEWS DIGEST (ジャパンタイムズ)等、沢山の雑誌がありますが、私はそれらの雑誌が主に伝えている、エンタメやゴシップ記事にはあまり興味がありません。



それよりも世界で起こっている出来事とか政治や国際関係のニュースが多くカバーされているCNN English Expressが私にとってはベストの英語教材です。



定期購読をしているので、毎月、一般の店頭販売よりも平均して3日程度前倒しで自宅に届くのも便利で雑誌代も店頭販売時の1冊1,440円から1,400円になるのでお得です。


勉強方法としては、平均50 wordsから90 wordsある「基礎トレーニング編」と「ニュースダイジェスト編」の記事合計12個を一日1個ずつディクテーションしています。



ディクテーションが終わったら、記事の音読とシャドーイングで仕上げ。



ちなみに、この方法で勉強を始めた1年半ほど前は、記事1個のディクテーションだけでも、とても時間がかかって我ながらウンザリしていました。



でも、今は一つ一つの記事もそう難しいと思わずに、以前よりはスムーズにディクテーションができるようになってきました。



この、「基礎トレーニング編」と「ニュースダイジェスト編」に収録されている記事はそれぞれ、50~80 Words程度ととても短いものなので、ディクテーションの練習にはとても適していると思います。



各記事の内容も、毎日世界で起こっている大きな政治や国際ニュースはもちろん、他にも日本では放送されない世界中のビジネスや日々の小さなニュースまで、とても興味深いものばかりで飽きさせません。



人それぞれ、興味の分野が違うので一概には言えないと思いますが国際問題や世界中のニュースに興味がある人には、CNN Enmglish Expressはすごく良い雑誌(教材)だと思いますよ。



それと、【リーディング】強化にはこれです。↓






リンクThe Economist



こちらも言うまでもなく、有名なイギリスのニュース週刊誌ですよね。

何と言っても、これは



面白い!です。



ザ・エコノミストという雑誌名にも拘わらず、カバーしている内容は経済だけではなく、政治や国際情勢、宗教、科学、環境、日々の生活の問題など広いので様々なジャンルの興味深い記事を読むことができます。



書かれている英文も、他の英字紙と違って、起承転結が比較的クリアで読みやすい気がします。

また、一つの記事の長さもちょうど良い長さで、TIMEなどと違って、長文に途中で嫌になって挫折するような事もありません。



もちろん、私の英語力不足もあり、あまり知識がない分野(外国の政治や歴史、文化、制度や自然科学科学系)の記事等については理解できないものもたくさんありますが、それでも他の有名英字誌・紙に比べて、執筆者による、"複雑な捻り"のようなものが少ないのでストレスなく読み進めることが出来ます。



そんな訳で、私は、この雑誌を英検1級のリーディング対策にと読み始めたのですが、思いの外読みやすく面白いので最近の読解力強化用の教材は専ら、これです。



ちなみに、最初は、オンライン登録をすれば週に3回まで記事を読める無料サービスを利用したのですが、すぐにそれでは足りなくなって、Digital subscription (PCやI-phone,kindleなどのモバイル機器でバックナンバー含め全ての記事が読め、記事の読み上げ音声も聴けるAudio Serviceも含まれた定期購読パック)に申し込みました。



リンク Subscribe to the Economist

* このページから申し込みができます。



定期購読料は、12週間のサービスで一律、3,500円。クレジットカードから引き落としされるので便利です。



実は最初、このオンライン版とプリント版(紙の雑誌)のどちらを定期購読するか迷って試しにプリント版を購入したのですが届いた実際の誌面を見て、こちらはすぐに断念。



何せ、



文字が小さい!



まぁ、私もそろそろ眼が危うくなってきているお年頃ではありますが、それを差し引いても小さすぎる...



TIMEなど他の英字誌を見ても同じように思うのですが、どうして英語圏の雑誌や新聞って、狭い紙面にあんなに小さな文字をギチギチに押し込んでいるんでしょうね。



こんな雑誌を読むのは、老眼のない若い人たちばかりではないはずだけど、



欧米には老眼ってものがないんでしょうか...



購読者を思いやる、「おもてなしの心」に欠けていると思う...



ところで、この、The Economistを使った私の勉強方法はというと、



① 

ツイッターでThe Economistのアカウントをフォローして、流れてくる記事の紹介ツイートをチェック。興味を持った記事は都度お気に入りに入れておき、時間があるときにゆっくりと精読する。


*The Economistのツイッターアカウントでは、常時様々な個別の新着記事の紹介をツイートしているので、それをチェックしておけば、わざわざ公式サイトにいって読みたい記事を探す手間が省けます。



② 

①で読んだ記事で、印象に残ったものや日本関連の記事については備忘録の意味も兼ね、コメントを入れて自分のツイッターアカウントでリツイートする。


*こうしておけば、読んだ記事が記憶に残り、その記事内で覚えた新出単語が覚えやすくなります。


こんな感じでしょうか。


以上、当面は引き続き、"CNN English Express"と"The Economist"を使って、ぼちぼちと気長に英語力のブラッシュアップに励んでいこうと思っています。




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