高雄の街をサイクリング…橋頭糖廠・台灣糖業博物館その1 | ちょっとそこまで☆増刊号

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2016年12月末の高雄は、最高気温26℃。昼間の陽ざしで、Tシャツ短パンでも汗ばむほどだった。今回の台湾サイクリングは、高雄捷運(MRT)紅線、北の終点近く、橋頭の台湾糖業博物館へ行ってきた。

 

 

高雄站から24分、橋頭糖廠站で降りる。行くまでは、次の橋頭火車站とどちらで降りるか迷っていたのだが、手前のこちらで正解だった。

 

市街地では地下を走っていたMRTは、郊外では地上へ出て高架を走っている。フルカバーのホームドアが整備された捷運の月台では、なかなか車両の姿をはっきり見られないが、こんな顔をしていたのか。

 

 

 

土曜の朝9時すぎで、まだ観光客も少ない。

 

 

降りてくると、開放的な造りの1階。一緒に乗っていた観光客は、さっさと行ってしまったので、人気がない。

 

 

改札口。上の表示で、次の電車まであと何分とかいろいろ案内が出るのは親切でいい。改札まで来た時点で、ホームまで走るかどうか判断がつく。などというのは日本での話で、台湾に来てまであわてる必要はない。のんびり座って待っていればいい。

 

ところでこの記事を書いていて初めて気が付いたのだが、左側の電光掲示板で、106年1月1日から自転車がなんとかと出ている。これが何だったのか妙に気になる。

 

 

事前にはレンタサイクルの場所がわからなくて、行けば何とかなるだろうと思っていたが、改札を出た目の前にあった。目の前どころか駅構内だ。 鹽埕埔站でも同じような光景を見たと思ったら、同じ会社だった。

 

新宇自行車出租

 

料金は1日100元。デポジット代わりに身分証明書を預ける。パスポートのコピーや原本も持って行ったが、日本の運転免許所でOKだった。パスポートのコピーを先に出してみれば良かった。

 

 

本日の愛車はこれ。堂々たるママチャリだが、距離を走るサイクリングではないし、坂もないのでこれで十分だ。

 

 

レンタル店でもらったパンフレット。これだけの範囲をぶらぶらする。

 

図で左の方の台糖花卉中心は、フラワーセンターで、BBQ、ゴーカート、ペイントボールやらの、いわゆる観光施設。子連れでもないのでそれ自体は興味ないのだが、そこへ行くトロッコ列車の五分車は乗ってみたかった。今回はなぜか看板が目に留まらずスルー。次の機会にチェックすることにする。

 

 

パンフレット裏。電動バイク、2人乗り、3人乗りとあります。モデルのおばちゃん、店の関係者だろうが、お姉ちゃんはいなかったのかと突っ込んでみる。

 

 

それでは出発。

 

 

駅のこちら側は市街地ではなく公園のようになっているので、いきなりうっそうと樹々が生い茂っている。

 

 

案内図。駅周辺と、その先の製糖工場跡地一帯が、テーマパークのように整備されている。生活道路とは離れていて車の往来もほとんどないので、自転車でも安心して散策できる。

 

 

こういうのどかな道が工場の方へ続いている。

 

 

むこうにMRTの高架がちらっと見えるが、樹々が茂っていて、少し行くと駅もどこにあったのか分からなくなる。

 

 

朝もや、だったらいいのだが、実はこの日はPM2.5が警報レベルの濃度。天気がいいのにかすんでいる状態だった。

 

 

駅前の興糖路は、製糖工場時代の住居や学校があった地区。歴史的な建物が点在している。

 

 

製糖工場は統治時代の日本が起こしたものなので、こういう日本家屋も展示されている。私の世代には懐かしい造りだ。

 

 

工場の入口が見えてきた。

 

 

踏切跡がゲートになっている。どこで入場券を買うのかと思ったが、入場無料だった。

 

 

入口からの並木道。

 

 

小学生の遠足。

 

 

タイトル写真の大木の横のスイーツ売店。台糖黒糖を使ってますってことで。

 

 

レンタサイクル屋のパンフにも載っていた鉄なオブジェ。板バネは台車っぽいが、胴体のブロックは何だろう。

 

 

防空疏散は、防空避難の意味。避難経路はともかく、防空って戦時中の空襲の話ではないのか?

 

 

サトウキビ運搬鉄道の五分車が見えてきた。

 

 

触り放題。

 

 

うしろに見えているのが製糖工場。

 

 

こういう渋いのも、いい味出してます。

 

 

向こうに見えるのはMRTの高架。

 

 

ぼちぼち工場の方へ行ってみる。

 

その2へ続く