昨年1月にオープンして、Bon ApetiteマガジンやGQなどでも
ベストニューレストランに選ばれたThe Perennialに行って来ました。
こちらはここ数年のトレンドでもあるSustainability(持続可能性)にフォーカスしています。
Market Streetと9thのところにあってお仕事帰りっぽいお客さんも多い立地。
バーなどは5時ごろから混んでいます。
Sustainableにこだわると言っても堅苦しいことはなく、
オーガニックで環境に優しい生産者さんから食材を仕入れたり、
レストランの素材を環境に優しい建材を使ったりということです。
とてもオーガナイズされたキッチンです。
メニュー
こちらの定番の一つ、Aquaponic Lettuceのサラダは
オークランドのaquaponic programを実践している農家さんから。
Aquaponicは魚の水槽の上に水耕栽培で野菜を育てる
新しい環境に優しい農法です。
魚が植物の養分となる排泄物を供給し、
植物は魚に酸素を供給、水は循環するので化学肥料を使わず、汚染水も出ない、
使う水も少なくて済むという理想的な方法。
しかも室内なので農薬も使いません。
AmuseがわりにPumpkin Seed Bisque
Veganですがとてもリッチです。
クリスピーに揚げた葉っぱとピクルス、Shavedで
食感も風味も味わいも色々で楽しめます。
Citrus Saladはフェンネルにカラカラオレンジ、ブラッドオレンジなど
メキシカンハーブのEpazoteやyuccaな南米のエッセンス。
濃厚な茶碗蒸しのようなカスタードにグリルした柿が。
揚げた米が香ばしいアクセントになっています。
Celery rootsのピュレやロースト添え。
かみごたえのある穀物にリッチなチーズで少量でもすごい満足感があります。
Troutのソテーはスプリングガーリックの緑の部分と白い部分を2色のソースで。
焼き加減や塩加減が絶妙です。
パンはKernzaという小麦を使っています。
Kernzeはこれまた環境を救うと言われて最近注目の品種で、
レストランの店名にもなっているPerennial(多年生)なので
毎年ほっといても生えてくる、
そして土に窒素を供給するので連作しても土が痩せないなどの特徴があるそうです。
バターは加熱していない牛乳を使ったRaw Butter.
うんちくを別にしても香ばしくてとてもおいしいパンです。
デザート。
メニューはもらったものの、お腹がもういっぱい!
また次回に
お茶だけいただきましたが、このカップが可愛くて
ちなみにバーはこんな感じ。
59 Ninth St
San Francisco, CA 94103
(between Mission and Market)
(415)-500-7788
なかなか更新ができなくなっていますが、