スーパーグリーンSwiss Chardで2品 | SAI dining *おうち薬膳&カリフォルニアCIA生活*

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野菜の菜、おかずの菜、彩りの彩。
おいしいSAIをいろいろ発信しています。
国際中医薬膳士として季節に合わせた薬膳レシピのご紹介や、アメリカ料理大学、The Culinary Institute of Americaでの学生生活、ナパバレーライフも更新中です。

今週は暖かいナパバレー。
久しぶりの晴れ続きに気分も上がります。

ナパのファーマーズマーケットは5月から秋までですが、
サンフランシスコやバークレーのは一年中やっているので、タイミングが合うと寄り道。

まだ冬野菜やcitrusが主役です。

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冬野菜といえば、ケール(一年中出回ってますが、旬は冬)や
コーラードグリーン、チャードなどの色の濃い葉野菜。

スイスチャードはβカロテンが豊富で免疫アップや美肌にもいいビタミンEも多く含みます。
カリウムも豊富なので、血圧が気になる方にも。
ビーツに含まれるのと同じフィトケミカルのベタラインは強い抗酸化力で注目されています。
ベタラインは特に茎の赤いレッドチャードに多く含まれます。
さらにさらに、血糖値を安定させる作用のあるsyringic acidというフィトケミカルも多いのだとか。

ケールやチャードはBraising green とも呼ばれるように、
ゴワゴワとしているので煮込んだりスープにすると美味しいのです。

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最近のマイブームはスイスチャード。
ほうれん草の仲間のアカザ科ですが、アクも意外に少なく、
カラフルな茎がかわいくてお気に入り!

葉っぱは生だとほんのり塩気と酸味があって、
千切りにしてシンプルなドレッシングで食べても美味しいのです。

オススメはゴートチーズなど、ちょっと癖のあるチーズと林檎やオレンジなどのフルーツを一緒に合わせる組み合わせ。

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クタクタに煮込んでも甘みが出て美味しいので、
この時はエシャロットやガーリックを炒めて白ワインとビネガーを煮詰めたところに
刻んだ葉っぱとタイム、ベジストックを加えてコトコト煮た、braised chard にしました。

この料理法は欧米では昔からキャベツや強いグリーンに使われています。

面倒なようですが、最初にワインとビネガーをエシャロットと一緒にちょっととろっとするまでエシャロットと煮詰めるのが甘みとコクのポイント。
そして、鍋に入れたらオーブンでほったらかし調理。
カサもぐっと減るので、沢山野菜がいただけます。
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そして茎の部分はスライスしてピクルスに。

キャラウェイやマスタードシードを入れてセロリと一緒に北欧風ピクルスにしてみました。

このままでも、サワークリームと合わせて
ディルと一緒に塩漬けニシンやサーモンに添えると
スカンジナビア風前菜に。

日本でも最近は出回っているようなので、お試しを!

なかなか更新ができなくなっていますが、
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