新・スティーブ徹底考察②『クレシェントフック』の巻 | 鉄拳スティーブログ

鉄拳スティーブログ

格ゲーの鉄拳についていろいろ。 今のとこタッグ2準拠。


ついに真の強さを取り戻した。

クイックフックと双璧をなす、スティーブ2大フックの1つ。


『クレシェントフック』


ステブの技の中で一番強化された技じゃなかろうか。
2大フックと言わしめるその性能と使い方をまとめようと思う。



クレシェントフック~各種構え(3RP・K)
◎性能
発生16F。
中段。
ガードフレーム、ヒットフレーム、共に現時点では不明。(わかる人教えてください!)
カウンターヒットするとコンボ。
ホーミング技。
リーチが長い。
ダッキング移行により先端カウンターヒットでも安定でコンボに繋がるようになった。


◎役割
中段・リーチ・ホーミングと3拍子揃った技。
その性能からほぼ全てのステータス暴れを許さない。
タッグ2では

・他キャラ右アパより1F遅い
・コンボが不安定
・早い展開を維持できない
・ノーマルヒットしても攻めづらい
・空中ヒットさせても拾えない

という欠点があったが、

・相討ちがカウンター
・ダッキング→ガゼルでコンボ安定
・構え移行により早い展開を維持できる
・ダッキング移行でヒット後も攻めやすい
・ダッキング→ガゼルで空中キャッチ

という変更により一気に解決。
これにより個人的には有利を取った時の候補筆頭にまで上り詰めた。
しっかりとダッキャンすれば、この性能にして、ガードされても確反がないのは優秀。
今作7は横移動からの入れ込みが狙いにくいのでホーミング技という利点を活かせるシーンはタッグ2に比べて少なくなるとは思うが、しゃがみからの入れ込み、回避性能付き暴れ、ステータス暴れを全て完封できるので相変わらず非常に協力。(シャオの鳳凰に潜られてキレそうです)
裏を返せば相手がそういった行動を取りたくなる技を釣り針にすることでカウンターヒットへ誘導することができる。
ノーマルヒット後の状況も良くなったので中段の択としても扱いやすくなった。


◎打ち方
大きく分けて主に4つ。

①有利からの固め&中段の択
②ステータス暴れ読み
③釣り針技の後
④中距離でステップインから


有利からの固め&中段の択

システム変更に伴い扱いやすくなった使い方。
フレーム有利をとってカウンターの確率をあげつつ、相手に立ちガードを強制することができる。
相手が手を出しやすい技を起点に、フレーム有利で置いてカウンターを狙う。
早い展開に持ち込むとカウンターをとりやすい。
もし、上手くカウンターヒットさせる事ができなくても、何度も見せておくことで立ちガードを強制して、相手の行動を制限できれば十分だと考えよう。

カウンターヒットの起点にしやすい技:
ジャブガード(+1F)
ジャブヒット(+8F)
ワンツー(+6F)
アッパーストレート(+3F)
クイックフックワンツー(+6F)
オウルシューター(+5F)
イーグルクロウ(+2F & 強制しゃがみ)
センチュリオンラッシュ(+7F)
チョッピングレフト(+6F & 強制しゃがみ)


ステータス暴れ読み

相手がステータス暴れを仕込むタイミングが読めた時は積極的に狙っていこう。
相手がどのタイミングでしゃがみステータスのついた足払い系の技や横移動からの攻撃を入れ込んでいるのかをよく観察することが大事。
また、ある程度行動の決まったセットプレイでも力を発揮する。

例:
相手のドラグノフのシャープナーをくらったとき。

次の相手の行動は
・発生の早いトゥースマで固める
・奥横移動から再度シャープナー
・横移動&しゃがステ読みのスライサーソバット
・バックダッシュや横移動でスカ狙い

このようにある程度選択肢が絞られる。
この場面でこちらがクレシェントフックを出せば(シャープナーを食らうとしゃがみになるので奥横移動から出すしかないけど…)トゥースマ以外に負けないし、負けても大した被害は受けない。
スライサーソバットは空中キャッチできるし、横移動やバックダッシュのスカも許さない。
相手のシャープナーに合えば、こちらが早ければコンボでハイリターンがとれる。
これで上手くクレシェントフックを警戒させる事ができれば、次の相手の選択肢からシャープナーやスライサーソバットを除外することができて、大きな戦力を封じたと言える。

このようにある程度形の決まったセットプレイでクレシェントフックは力を発揮する。
しかし、相手の技や行動パターンに関する知識、咄嗟の判断力が求められるのも事実。
実戦と研究を繰り返し、実力を磨こう。


釣り針技の後

積極的にカウンターヒットを狙うなら、釣り針を仕込むのは効果的。
クレシェントフックの釣り針は上段が続く連携の途中止め
上段連携を匂わせて、しゃがみ→反撃入れ込みを誘い、クレシェントフックでカウンターヒットを狙う。

釣り針になる技:
ダックインレフトフック:1発止め
アッパー
フェイントレフトフック
イーグルクロウコンビネーション2:1発止め
センチュリオンラッシュ:2発止め
センチュリオンラッシュ
スピットファイアコンビネーション:1発止め
スピットファイアコンビネーション:2発止め

アッパーはアッパーストレートやフェイントレフトフックを警戒させてしゃがみ誘発。
さらにそのフェイントレフトフックはホカハリを警戒させてしゃがみ誘発。
センチュリオンラッシュ:2発止めは3発目がしゃがめないとスティーブ有利なので非常にしゃがみを誘発しやすい。
また、センチュリオンラッシュ出しきりもホカハリ警戒でしゃがみを誘発しつつ、フレーム有利を取るので非常に優秀。


中距離でステップインから

最後に中距離での使い方。
潜りを許さない中段・長いリーチ・カウンターでコンボ・上段スカ確拒否、と置きとしての使いやすさもタッグ2に比べてかなり上がった。
しかし、結局スカ硬直が大きい点は変わらず、ダッキング移行でスカ硬直を誤魔化すのも通用しない相手には通用しないので注意。

結局、純粋な置き技ではなくむしろスティーブ側のぶっぱ技のような使い方がしっくり来る。
中距離のぶっぱをよけるための横歩きをそのホーミング性能で潰せるというオマケもついてくる。

1つ欠点をあげるとそもそも発生が早い技ではないクレシェントフックをステップインから出すので相手の置きに引っ掛からないように気を付ける必要がある。