インスタントネットのグリップの試作 | 蜂坊主のブログ

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インスタントネットのグリップの
作成依頼が有り試作しました。
試作ですのでDAISOの竹のまな板を使用しました。(依頼人のネームを入れて有ります)

預かったインスタネットの構造を確認!
スリットの加工をどうする?
暫く考えてからサイズの確認

先ずは、元グリップを竹のまな板に貼り付けて
荒整形してトリマーテーブルにて
倣い加工をします。
アウトラインの型が出来ました!

竹のまな板を80mm幅の板にして
フレームの逃がしをトリマーにて作成しました。

フレームの入るスリットを加工します。
深さ約4mmのスリットに成る様に
高さ合わせをしてダイヤモンドディスクにて
スリット加工をしました。

二枚を両面テープにて張り合わせて
ビス穴を空けて
ビスの頭とナットが隠れる臍を掘りました。

一番最初に作成した型を貼り付けて
バンドソーにて荒カットして

トリマーテーブルにて倣い加工
面取り加工もします。
400番のサンドペーパーにて
切削焼けや切削跡を除去して完成です!

完成と思ったら
リーシュコード用の紐を通す穴を
忘れていましたので
カラビナが通る様に大きめの穴を空けて
ガラスコーティングにて仕上げました。
今回のは、ステンレスの4mmのトラスネジと
緩み辛いフランジナットを使用しました。
サイドは、こんな感じです。↓
厚み約8mmx2の約16mm厚です。

DAISOの竹のまな板で試作しましたが
竹の積層や銘木で作成した方が良いのかな?
まあ作成出来るのが判ったので
良しとします。

持ち運びには便利なインスタネットですが
流れの強い所だとフレームが曲がってしまい
掬い辛いので
私は、使用していません。
グリップも私は、可能な限り長い方が
掬いやすいと思っていますので…

では、また(⌒0⌒)/ね~~!

使用機材その他
簡易テーブルソー(製材)
バンドソー(荒カット)
ベルト/ディスクサンダー(研磨)
自作トリマーテーブル(倣い·面取り加工)
トリマー(円形臍加工)
ボール盤(ビス穴·臍加工)
ミニ旋盤(スリット加工)

両面テープ
サンドペーパー
ガラスコーティング剤
M4ステンレストラスネジx2
M4フランジナットx2
木工ドリル4mm径
エンドミル12mm径(11mm径が無かったので)
ルーター用ダイヤモンドディスク(DAISO)
DAISO竹のまな板x2