会社に長く勤めていると、
役職や会社内でのポジション＝自分の価値
という意識になりがちです。
私は、自分の仕事の内容や速さには自信があったので
他人よりも優れている
と浅はかにも思っていましたし
自分よりも先に同期の人間が出世すると
ショックを受けたりしました。
役職やポジションを否定するものではありません。
でも、それって、
会社から見ての評価でしかありません。
会社の外へ出て
一人の人間として捉えたら
あんまり関係のないことなんです。
会社から独立する際に
「あなたが独立されたら応援しますよ」
と言っていた人たちが
会社を辞めた途端に音信不通になったり
手のひらを返して冷たくなった
という話しを実際によく聞きます。
会社の役職やポジションというものは
会社員としての役割で見た場合の評価にすぎません。
役割が違えば、評価も違います。
あなたが担っている役割は、どれぐらいありますか？
例えば
親としての役割
夫としての役割
兄弟としての役割
子供としての役割
PTA役員としての役割
隣人としての役割
そして、
自分としての役割
あなた自身を評価するのは
会社ではありません。
あなた自身です。
自分の生きたい人生を
自分の思うように生きているか？
死ぬ時に
この人生を有効に使った
と自信を持って言えるのか？
人生を経営に置き換えると
担っている役割のひとつひとつを
それぞれ一つの事業に例えることができます。
それぞれの事業の状態を把握し
自分の人生全体が赤字にならないように
うまく舵取りをしていくことは
人生を経営していくうえで、とても重要です。
どれか一つに人生を掛けることは
ギャンブルと同じだと思うのです。
あなたは『会社員』に人生を掛けていませんか？
自分の人生の経営者になる
たくさんある自分の人生の役割それぞれを
バランスよく輝かせていく。
これこそ『幸せな成功』だと、私は思います。
