文章力について | フルカウント

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司法試験に3回目かつ5年目の崖っぷちでなんとか合格できた弁護士による受験備忘録です。

論文試験の勉強は、設問を解くこと、答案を書いて練習することが試験に直結する勉強である。
ロースクール教育では、法律のルールは教えるが、その実践の結果である文書の作成についての教育は何ら行われない。
よって、受験生は、独学で文章力をつける必要がある。
さらに、法律の文章力を身に付ける演繹的な学習方法が存在していない。

前のブログで示したように、以上の重大な問題点が司法試験の受験には存在しています。
法律の文章力を身につける方法論が確立していないことから、千差万別十人十色の方法論が提唱されています。予備校講座もこの点について論じるものが多く、人によって主張することが全く異なるため受験生は混乱することも多いと思います。

ここで私が解決策を示しましょう!と言いたいですが、方法論を研究する能力も時間もないので無理です。なので、いろんな意見があるということを前提に自分に合う方法論を採用すればよいと思います。

私は、自分が実践した方法を述べていきたいと思います。
既に書きましたが、解答例付きの問題演習本を繰り返すというだけの方法です。