石橋は叩く前に心づもりが必要 | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・アートセラピー・心理学レッスンなどをしています。

石橋を叩いて渡る

というのは

慎重に物事を見極めて進むことを

いいます。

 

「わたしは、石橋を叩きすぎて、叩き割ってしまうんです」

という方に、お会いすることがあります。

 

石橋を叩くのは

「渡る」のが目的です。

 

叩いてみて

どこか弱いところがあったら

そこを補修するとか

そこに負荷がかからないように気を付ける。

 

そのために叩くわけですが

 

叩いているうちに

「叩く」ことに必死になってしまって

本来の目的を見失ってしまうんですね。

 

あそこも、ここも、細かく叩こう

とか

もっと強く、もっと硬い道具で叩こう

とか

「叩く」がどんどんエスカレートして

どこまでいっても

叩き足りない気がしてしまうのです。

 

実は

どんな頑丈な石橋も

100%安全ということはなくて

叩いたときは大丈夫でも

渡り始めてからヒビが入ることも

あるかもしれないんです。

 

要するに

どこまで叩いて「渡る」と決めるのかは

自分が納得するかどうかということ。

 

ですから

 

石橋を叩くときは

叩く前に、どこをどれだけ叩くのかを

決めるといいんです。

 

 

何か新しいことにチャレンジするとき

大きく前へ進むとき

不安なのはあたりまえです。

 

あらゆる可能性を考えて

不安要素をなくしてから進もうとすると

動くことは難しい。

 

何を確認すれば

何をどれだけ準備すれば

よしとするのかを、決めてみる。

 

そして

それをクリアしたら

不安なままでいいから、行動する。

 

そうすると

石橋を渡ることができるのです。

 

 

そんなことわかってる!

でも、叩き続けちゃうのよ!

っていう人は

少し休憩して

そんな自分を労ってあげてください。

 

その橋を渡らなくても

迂回路があるかもしれませんしね。

 

 

 

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