昨日、カウンセリング心理学レッスンをしていると書きましたが
テキストを作成などの準備をしていると
これまでの文献やら自分が学んだ時の資料やノートを
ひっくりかえして、つい読みふける。。
という事態が、しばしば起こります。
所謂、脱線というやつです(笑)
そんなふうに脱線していて
再認識したことがあります。
「理論は、体験によって腑に落ちる」
ということ。
既に体験的に知っている場合
理論を学ぶことで「あ、そうか」とわかり
その理論自体がすっと肌に馴染むので
その場で身について、すぐに使えるものになります。
そうではない場合
まず、理解するのに時間がかかるし
理解できても
どんな場面でどんなふうに使えばいいのかが
ピンと来なかったりするものです。
ところが
カウンセリング現場で
「あ、これだ!」と感覚でつかむという体験をすると
そこで肌に馴染んで、自由に使えるものになります。
腑に落ちるとはそういうこと。
理論と実感・実体験が結びつくとき
その理論は使えるものになるんですね。