松井和・慶子夫妻 そして松村冬風さん① | Flolist Atlier M ~茨城北部のフラワーアレンジメント講師~

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茨城県北部でフラワーアレンジメント・プリザーブドフラワーの講師をしています。アレンジメントの基礎や応用編などを紹介してゆきます。一緒にお花にあふれた毎日をおくりましょう^^
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最近、繰り返し聞いているCDがこれ。






松村冬風作品集。
『ロダンの憂鬱』と
『雲の流れに』

松村冬風さんとは、『一世風靡SEPIA』で活躍したメンバーの1人。
そう、柳葉敏郎さん、小木茂光さん、哀川翔さんたちと一緒に歌って踊っていたメンバーです。
ファンでした。SEPIAの、そして松村冬風さんの。


SEPIAに限って言えば、古語を多用したり、文語体の歌詞をロックのリズムで歌ったり。ポップソングに和楽器を取り入れたりした一番最初のグループだったと思います。




その中でも、ソロで歌詞を書かせたら一番上手かったのが松村さんだった気がしますね。


理工学部の大学を出て、コンピュータープログラマーの仕事をしながら音楽活動もしていたという多才な人。


その松村さんのソロアルバムがこの2枚。

このソロアルバムを聞いてからは、SEPIAのファンというよりは松村さんのファンになったといっても過言ではない日々だったなぁ・・・

ただ、LPレコードで買ったためにずっと聞けずにいたんですよ。

最近、ネットで見つけて購入。

記憶の中にあったよりもずっと良い音楽だったと驚いています。楽器1つ1つの音がとてもキレイ・・・と。

そりゃいいですよ。

プロデューサーの松井和氏は世界的な尺八演奏者。そしてその奥さんの慶子さんは日本で唯一アメリカで成功したジャズピアニスト。

慶子さんは松村さんが出演した映画『首都消失』で音楽を担当。

松村さんが映画の中で歌った『LONRY CRY』も松居慶子さん作曲だったんですね。




切なさを感じさせるピアノのイントロで始まる曲なのですが、そのピアノの音色がとてもきれい。

中学時代にこの音色に憧れて、中学に入るタイミングで辞めさせられてしまったピアノを独学で再開したりしたものです。


ボーカルも良い。

マツさんて、歌上手かったんだなぁ・・・というか、途中から凄く上達していったんですね。

はじめてSEPIAでソロを歌ったときは、ちょっとリズムが不安定だったのですが、すぐに克服。

おそらく、自分でも気付いて意識して努力したのではないかと思います。

そうでなければ、あんな短期間であんなに上達しないはず。

SEPIAが活動していた時期は主に私が中学生だったため、このいぶし銀的なボーカルの良さは分からなかったんだなぁって後悔しています。


ソロアルバムではロックのシャウト、ラップのリズムなどもしっかり身に付けて歌っています。

でも、松村さんが一番歌いこなせるのは、しっとりとしたバラードなんですけどね。