iOS 6に維持する必要性はない? | iKMHacks

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どうも、iKMHacksです。
今回はiOS 7がもうすぐで発表されるかもしれないとのことで私が考えていることを記事にしたいと思います。
※以下の内容はあくまで私が考えていることです。




iOS 6がリリースされてかなりの月日が過ぎました。
その間にもiOS 6.1.xまでバグ修正されてリリース当初ほどの使いづらさはなくなったと思われます。

しかし、思い出してください。
iOS 6をずっと使っていると何やらアプリケーションが落ちたりしないでしょうか。
メモリの空きが極端に少なく、解放できないなんてことはないでしょうか。
実は、システムがメモリリークしているからなんです。

私のブログでも2回メモリリークについて投稿しましたが、システムアプリケーションであるSpringBoard.app(実体は後ほど)がメモリリークしているということがわかりました。
このメモリリークはシステム的なもので我々ユーザーの力では解放できない閉鎖的空間に発生していると考えられます。
実際、アプリケーションや何らかのアクションを起こすだけでメモリが溜まっていき、やがて1xxMBという値をたたき出します。
これが私がiOS 6を維持する必要がないと思う理由の一つです。

そして、もう一つがこのメモリリークの解決方法です。
現時点でわかっているのはSpringBoardを再起動させればメモリリークは自然と解消されるということです。(ブラウザクラッシュによってキレイになることも)
脱獄ユーザーであれば「Respring」をすることで解決できます。
しかし、一般ユーザーはどうでしょう。(しすぎると不安定になることがあります)
実は再起動しか方法がないんです。
毎回再起動やRespringなんてしてられませんよね。
これがもう一つの理由です。


いかがでしょうか。
この問題はiOS 6特有の不具合で、iOS 5以下やiOS 7 Beta 3以降では発生していません。
SpringBoardの改変の際にメモリ解放の処理をし忘れていたのではないかと認識しています。
もともとこのバージョンは発表にあまり間に合っていなかったそうで、そういうところで焦っていたのかもしれませんね。
ですが、マイナーアップデートでも修正されなかったのは問題です。

私は一刻も早くiOS 7にするかiOS 5にダウングレードすることをおすすめします。
なんて言いましたが、最終はユーザーさんが決めることです。
私の意見もどこか片隅にでも置いておいていただけると幸いです!
最後までありがとうございました。




さて、余談です。
SpringBoardとはなにか。
iOSのアプリケーションを総合管理するアプリケーションです...と言われてもピンときませんね。
一番身近なのがホーム画面です。 実は、SpringBoardが管理していたんです。
その他にも他アプリケーションはSpringBoardを介して動作しているようで、SpringBoardが落ちるとそのほかも道連れとなります。
Windowsをよく知っている人であればexplorer.exeをイメージするとわかりやすいかなと思います。
こちらは落としてもほかが道連れになることはありませんが。