二度目のシャンパーニュ | ガランリンの脇台詞 *わきぜりふ*

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伽藍琳(ガランリン)のブログ

昨晩のシャンパーニュ、無事終了しました♪
お忙しい中いらしてくださったみなさま、
気にかけてメール等々くださったみなさま、
ありがとうございましたありがとう

リハ無しでステージに臨む経験が殆どないミュージカル人生。
こういったお店への出演で本領を発揮できるようになるには、
まだまだ修行が足りん!と、昨晩も痛感しましたが、、、
でも楽しかったおんぷ

私のつたない譜面でも曲調を理解して、
寄り添って素敵なピアノを弾いて下さった、
土肥弘明さんに感謝です♪


私にとって懐かしい感じのレパートリーから選んでみました。

美喜さんのシャンソンは、昨日も、
知らなかった世界を沢山覗かせてくれる素敵なものばかり。
とりわけ、昨晩私の心に一番沁みたのは、
猫や蜂や鉄砲や強盗になりたいけど最後にはやっぱり、
歌に、家になろう、というシャンソン!
タイトルは、「愛してくれるなら」。
情念と、女の器の大きさ、ゆえの強さと弱さ。
それでも好きだという押さえきれない愛。
こんな風に人を愛せた日が懐かしい…。(笑)

しんどーの歌は、彼女のやってきた背景がしっかりと見える、
素晴らしい歌でした。
彼女も本当は真骨頂は別にあるのでしょう、きっと、
クラシックの現場で、もっと本領を発揮できる歌が、
沢山あるのだろうとは思いましたが、
昨晩もちゃんと、美しいソプラノで、
お客さんの心を掴んでいました。
新藤の常連さんには、色気がないないと言われていたけど、
いわゆるsexyさだけが色気じゃないからねハート
私はとっても色っぽかったと思いますよ~ぐっじょぶ

昨晩は、大学時代にMusicalサークルを一緒に作った仲間で、
遥か20年位前にParisを一緒に旅行した先輩Sさんも来てくれて、
休憩中に一言、「伽藍は大人ぶらないほうがいいよ」と。
もう充分大人なのではあるがしかし、
彼女の助言の真意もしっかり分かってしまったので、
最後のステージはできるだけ、
曲の中の人物にならず曲を自分に近づけて、演じないよう、
そして、ここが老舗シャンソニエ「シャンパーニュ」である、
という無意識の意識をできるだけなくして臨みました。
やっぱりその方が、時間空間を楽しんで味わえた。

いつも欠かさず足を運んでくれる方々にも心から感謝だし、
たまにしか来られないけど、大事な言葉をストンと置いて行ってくれる、
先輩や仲間達にも本当に感謝です。

色んな意味で、まだまだ本当に修業が足りん!
と日々思い、
そんなこと言っている間におばあちゃんになっちゃうんだろうなぁ、と、
いつまでたっても自分を褒めてあげられない自分がたまに嫌になりますが、
貪欲に吸収し続けるしかないのだろうと、
多分終わりはないのだろうと、
何だか心燃えている今夜です。

今日からは頭の中を、
212@ミノトール2のラインナップに入れ替えて集中集中キラキラ矢印

昨晩のキャスト。左から、
新藤清子さん、ガラン、林美喜さん、土肥弘明さん(p)



マスコットヴォーカルの揚羽一公さんも一緒に。