『神の選択』 第二章 三 真理  その4 | 真実を求めて

真実を求めて

人は何故、この世に生を受け、一体何の為に存在しているのでしょうか。

その意味を、探求していきたいと考えています。


 生物の進化は、実体界の影としての、形体形成によるものなのです。つまり、神のデザインによるということです。ダーウィンがガラパゴス諸島で観察したような、自然淘汰による瑣末な進化は間違いではありませんが、種の本質を変えるような進化は、自然淘汰では起こりません。チンパンジーは百万年後もチンパンジーのままで、人類には進化しないのです。古生物学者を悩ませているミッシングリンクはそのせいなのです。

- 中略 -
 この人類進化のミッシングリンクは、形体形成ではなく、地球外の高度な文明を持つ異星人による遺伝子交配の結果であり、現代地球人は地球の旧人と異星人の間に生まれたのです。人類以外の全生物の体内時計が二十四時間なのに対し、人類だけが二十五時間の体内時計を持つのはそのためです。この交配は、神の意図を知る異星人によるもので、例外です。なお、このことは、旧約聖書の創世記第六章一~十(管理人注:便宜上縦書き「一0」の表記を「十」に換えました)に、異星人を、神の人たちとして記載されています。

 下塚誠著 『神の選択』より抜粋


 下塚誠さんによれば2200万年前、、プレアデス星人による遺伝子交配が行われたとのことです。これは類人猿の発生時期にも当たり、人類発生の萌芽から異星人が関わっていたと考えられます。ただ、これは文明と呼ぶには程遠いものであったとしか言い様がありません。
 また、彼らは「死人に花を手向けた」と言われている、心優しいネアンデルタール人の祖先にあたるそうです。

 類人猿とヒトとの決定的な違いといえば、二足歩行か否かに尽きます。
 自由になった両手で道具を自在に扱い、脳が発達すればその重さを背骨がしっかりと支え、文明がどんどん発達していく・・・

 猿から二足歩行のヒトへの進化についての面白い一考察があります。

 - 以下引用 -
 猿といえども距離が短ければ直立したり、歩いたりすることはできる。しかしいざ他の生物に襲われると、すぐさま四つ足になって木の上や野原を逃げていくのである。アウストラロピテクスにしてもそれは同じことで、走って逃げることはできない。
 なぜなのか?
 膝関節が左右に五〇度ほど曲がってしまうからである。これは猿の特質であり、直立歩行を困難にするものだ。

 - 中略 -
 四肢の動物が少しずつ立ちあがるところは、なかなか想像し難い。直立の姿勢を維持するためには、、多数の関節が同時に変化しなければならない。ということはつまりおびただしい数の遺伝子が変化する必要があるのである。有名な連鎖の欠落した部分などというものは、おそらくは存在しないのだ。
 先行人類から直立人間への移行は、大量の突然変異が同時に起こり、上肢と下肢のすべての関節と、脊髄と頭部の接合部が一挙に更新されることによって実現されたものと推測される。頭蓋骨から脊髄へ抜ける穴の位置が移動することによって、後頭部の飛躍的な成長が可能になったのだ。この動物の頭蓋骨は一挙に大きく成長し、突如として彼らは立ちあがったのだ。赤ん坊の頭蓋骨がまだ骨組織として固まっていないのも、この事実と関連している可能性がある。生誕後に脳の容積が増大しやすい仕組みになっているのかもしれない。

 - 中略 -
 このような一連の突然変異が何によって連結されているのかは、未だに解明されていない。すでに述べたように、ユミットはこの突然変異は「あの世」の指令によって遂行されるのだとしている。遺伝子の変化がそのまま突然変異だというわけではない。遺伝子は上からの、「あの世」からの、超物理的構造からの指令を伝達しているにすぎないのである。
- 以上引用おわり -
 『宇宙人ユミットからの手紙』 ジャン=ピエール・プチ著からの抜粋

 この著者は宇宙物理学者で理学博士でもあり、フランス国立科学研究庁において主任研究員を長年勤めあげた人物です。
 ユミットなる地球外知的生命体を名乗る者から数名のスペイン人に送られてきた手紙を、彼は何千通と収集、研究をしてきました。
 手紙の内容は多岐に亘り、現代の科学の粋を集めても論証されたことのない先進技術も述べられており、それを参考に検証したところ、実証できたものさえもあるとのことです。
 これを「トンデモ論」と一蹴してしまうことは、私にはできません。

 その彼が述べるには、ヒトの直立歩行への移行は大量の遺伝子の突然変異が同時に起こることによって常時二足歩行が可能となったのであり、その突然変異は「あの世」からの指令だと指摘しており、下塚さんの述べる実体界の影としての形体形成によって生物は進化してきた・・という話とも共通しています。
 ただ、人類の進化においての見方に差異が感じられますが、私は『神の選択』に異を唱えるのでなく、あくまでも『神の選択』読解のきっかけとなるべくエピソードを付しつつ当ブログを書いている立場ゆえ、ここでは文章を読んでそのまま
「現代地球人は地球の旧人と異星人の間に生まれた」
ものと一旦は解釈致します。


 これまで『神の選択』を読んできて、うまく文章として読み取れない箇所がありました。

 「この交配は、神の意図を知る異星人によるもので、例外です。」

の部分がそれです。

 まず違和感を感じました。何度読んでみても文脈上の意味(役割)が解せなかったのです。
「神の意図」とは何か?
「神の意図を知る異星人」とは一体何者なのか?

 そこで、下塚誠さん御自身に伺ってみました。
 随分前の事ですので私の記憶は曖昧ですが、
「45万年前にあった人類とレプティリアンとの遺伝子交配・・・ これは奴隷として使える生物をつくりだす目的の下に行われ、神の意図する愛とはかけ離れた行為であって、『人類は奴隷としてつくられてきた』なんて書いてしまうと夢も希望も無くなってしまいます。そこで、神の愛によって生まれたという希望的観測を含め、ああいった表現になりました。」

といった意味のお答えが返ってきました。


 これですっきりしました。

 『神の選択』に書かれていること、その著者である下塚誠さんから伺ったこと、下塚さんが御自身のブログで述べてきたことを、ここに取りまとめてみます。


 まず、神の意志により類人猿が形体形成された。

 2200万年前にプレアデス星人による遺伝子交配がなされるが、即座に大きな変化をもたらす程の成果には結びつかず、小さな種が蒔かれたにしか過ぎない。

 45万年前、レプティリアンにより遺伝子交配が行われる。旧約聖書の記述ではレプティリアンは「神の子」とされ、彼等との間に生まれた者がネフィリムである。

 ネフィリムはレプティリアンにとっては奴隷だったが、当時の旧人達の支配者的役割も果たしており、ネフィリムが完全な奴隷だったとも言い切れません。

 その間、実体界の影としての突然変異は幾度と無く行われ、その結果生まれたクロマニヨン人は後々グレイにより遺伝子操作をなされ、貪欲さを根に植えつけられてしまいます。これが現生人類に繋がってきます。

 つまり現生人類は、はじめは神によって生を受け、神の意思による進化や異星人による遺伝子交配を経て成り立っているのです。


 地球上に素行の悪い者が増えすぎると、神は天誅として過去数度、人類掃滅の為の天変地異を起こしています。旧約聖書の記述や体内時計25時間説とも合わせ、これらの話題は次の記事に譲ることに致します。