拙著 「神の選択」のテーマは人間の存在理由と人類のより良いアイデンティティーについて
です。
人は己の魂を育む為にこの肉体界の個という苦悩を受け入れ、利他愛の実践で他者の苦悩を軽
減することのみによって、魂は大らかなものとなり、神へと進化するというものです。
その真逆がエゴです。エゴこそが人を罪の地獄へと誘うということも述べました。
罪の最悪は殺人で刑法のありかたからしても明白なのですが、国家間の戦争という大義のもとで
は、その罪は現実からして法的支配外となります。
日本の憲法は自主的なものではないにしても、戦争を放棄するものであり、人類が使命とする
世界平和の実現の一里塚となりうる存在です。
人は皆輪廻転生していて、未熟な己をより完成されたものへと進歩するために肉体界に宿って
いる存在です。子孫を護ることは未来の自分自身を護るということであるとも述べました。
子孫への負の遺産を残すことは自殺行為に他なりません。
核実験、原子力発電、化石燃料の大量消費、森林伐採・・・最大は戦争の種です。
かの国の首相は戦争の種を撒こうとしていますが、世論に押しつぶされるでしょう。
ナショナリズム、民族、宗教の対立を捨て人類は戦争を放棄し、寡頭権力ではない全人類
が自由で平等な世界国家を目指さなければなりません。このことがアセンションでありハルマゲ
ドン回避の条件であり、人類の使命だと思います。
以上は、下塚誠さんのブログ記事からの引用です。
これは下塚誠さんとお会いした時に何度か聞かされているお話で、何とか私のブログでわかり易く述べたいと思っていた話題でもあります。
こうして順序だててきちんと下塚さんが記事にしてくださってしまうと、これでもう私がブログをやっていく意義がほとんど完遂されてしまったといっても過言ではありません。
特に、
人は己の魂を育む為にこの肉体界の個という苦悩を受け入れ、利他愛の実践で他者の苦悩を軽減することのみによって、魂は大らかなものとなり、神へと進化するというものです。
人は皆輪廻転生していて、未熟な己をより完成されたものへと進歩するために肉体界に宿っている存在です。
の2文にすべてが凝縮されています。
これを本当の意味で理解できれば、人はエゴを捨て、すべての苦難を受け入れ、謙虚に生き、助けを必要とする人には手をさしのべ、大らかで争いごとの無い、お互いに助け合える、希望に満ち溢れた世界になることでしょう。
これは、宗教でも哲学でもない、人間の真理であると考えます。