Baby-led Weaning〜英国式離乳食 序曲 | ごちょのブログ〜英国 のんびり田舎日記

ごちょのブログ〜英国 のんびり田舎日記

*お知らせ* 2013年5月中旬にてCherish Kitchenレッスンを一時クローズします。詳細はhttp://www.cherish-kitchen.comまで。

眩しいのは溢れ落ちる光と
立ちのぼる草の香りだけではないのか。


手を振りほどき、走り去っていく我が子の背中に
大声で呼び止める自分の声。

足音の力強さと
振り返らない勇気と。

ふと、そんな
子供の成長に気づかされた
夏の日のこと。

気がつけば
もう一人の息子、次男も生後8ヵ月。

順調に離乳食が進む。
こちら英国で密かに流行っている “Baby-led Weaning”を取り入れて
はや1ヵ月半。

従来の、すり潰した食事を
大人がスプーンで赤ちゃんの口に運ぶやり方とは違い
赤ちゃんの自主性に任せて
本人が食べたい物を、手づかみで選んで食べるやり方。

しかも
大人の食事と作り分ける必要はない。
親の皿からそのままシェアできるのだ。

正直、最初は半信半疑で始めた離乳食法であるが
ここ最近では
めっきり上手くいっており
楽なことこのうえない。

近頃は
バナナ一本を1回の食事で食べきるだけでなく
パスタや皮付きトマトを形のまま
自分の手づかみで食べている。


外食の時だって
離乳食を持ち歩く必要がないので
気が楽。


親としては
とにかく驚くほど楽なのだ。
子供も好きなように食べられてハッピー!
親も楽ができてハッピー!
(最近は、手元の食事がなくなると
悔し泣きするくらい、食事が楽しいらしい)


しかも
じっと観察していて思ったのだが
本人の食べたい一心で
指先を器用に苦労して使っているので
本人の神経トレーニングにも良いのではないか。

子供の自主的な変化が見られて
非常に楽しい。

この”Baby-led Weaning”
具体的な方法を、このブログで今後紹介していきたいと思います。

次回に続く。