今日は予定より1日早めてゴンたんの火葬に行ってきました。
頂いたお花と写真で、とりあえず今日のところはここに仮置き中。
左の花束は、今日火葬場に動物病院から届けられておりました。
これには泣けた・°・(ノД`)・°・
写真は散々迷った末にこれにしました。
セレモニーの時に使った拡大バージョンをもらったので、これもファイルのまま仮置き中。
すごい。こんなメモリアルボードが。
まず最初に、お別れのセレモニー。
豪華な祭壇の前で、ゴンたんといっぱい話しをしました。
で、寝んねしてるところ申し訳ないけど、爪とお毛毛を拝借。
なぜお毛毛が2袋あるかと言うと、実は私も前夜に自宅で拝借済だったのでした。
あとは、肉球スタンプ?
上が最初にチャレンジしたやつで、失敗・・・笑
ただのインクの汚れにしか見えないので、再チャレンジさせてもらいました。
それが下。
これもキレイではないけど、1枚めよりはなんとか(;´▽`A``
この2つは、このセレモニーのメニューに入ってるようです。
次に、籠の中で眠ってるゴンたんをお花で可愛くしてあげます。
もともと用意されているお花と、自分たちで持って行ったお花を合わせて好きなように。
好きな食べ物も入れて良いとのことで、もちろん入れました!
「ネオバターロール!(マーガリン入り)」
いっぱい食べてね(´∀`)
あとは写真を数枚入れました。
私とのツーショットと、向こうでの遊び相手になるように友人の家の亡くなった愛猫の写真を入れました。
それと天使の翼に書いた手紙。
ちゃんと背中に置いてあげて、ゴンたん天使(〃∇〃)
すべて飾り終えると、お線香をあげて合掌。
次はとうとう・・・火葬です。
火葬炉の前に着き、スタッフの人から挨拶があると、もう一度合掌。
本当に人間と同等にシステムを踏んでくれます。
「ゴンちゃんに最後のお別れをしてください。」
と言われて顔を撫でた時は、やっぱり涙がどばーーーーーって出てきてしまいました。
『でも、お別れじゃないけどね!!』
って心の中でつぶやき続けることで精神状態を保っていたな。うん。
火葬時間は約1時間くらい。
収骨まで、待合室で販売しているグッズを見たりして待つ。
んで、買いました。分骨カプセル。
身につける用のネックレスタイプと、持ち歩き用のお守りタイプ。
またここでも迷い、そんなに高いもんでもなかったから両方買っちゃいました。
これでいつでもゴンたんと一緒だヾ( ´ー`)
そうこうしてるうちに準備ができたとのことで収骨室に。
正直、この瞬間がずっと怖かったのです。
骨だけになったゴンたんを見せられて、自分がどんな感覚になるのか・・・。
でも、この情景を見た瞬間、その不安が無くなりました。
( 画像公開していいものか迷いましたが、載せますね。)
上の列左から、頭と下顎、第一頚椎、喉仏、肩甲骨。
下の列左から、脚、肋骨、爪(を支える骨)、手足。
真ん中が、首から尻尾までと、2つ付いてる大きいのが骨盤。
自分でもこんな感覚になるとは思わなかったのですが、なんて言うか、神秘的と言いますか、こんな細かい一つ一つの骨の集合体がすーっとゴンたんを支えて動かしていたんだなぁ・・・って思ったら、悲しいとか怖いとかではなくて感動のほうが大きかった気がします。
あ、骨の説明をしてくれたスタッフのお姉さんが、頭蓋骨の鼻先を説明するとき、
「この先がお鼻・・・あれ、崩れてしまったかな・・・あ!ありました!ここがお鼻です。ゴンちゃんお鼻が低かったんですねぇ。笑」と、クスッとなった場面もありました。
カプセルに小さい骨(私はカギしっぽの部分を選びました)を何個か入れてから、残りの骨をすべて順番に骨壷に入れて収骨終わり。
心穏やかに終えることができてホッとしました。
これで葬儀の一連の流れは終了です。
最後に《火葬証明書》なるものをいただきました。
裏には四十九日などの日付が記されてて至れり尽せりです。
とにかく無事に終わってよかったです。
次はとりあえず、本格的じゃなくてもいいから、置き場所考えて写真もキレイに飾ろう。
うち花瓶もないし。
今はそうやって、ゴンたんのために何かをやってれば少し気が紛れる気がするのでした。
※息を引き取ってからの写真や、排泄物の写真なども掲載しています。
2012年7月20日、朝7:50頃。
ゴンたん、2008年の9月15日に乳腺腫瘍が発覚してから約4年の闘病生活を終え、18年の生涯を閉じました。
呼吸困難の発作を起こすようになってからは、ずっと酸素ハウスの横で座椅子をベッドにして寝てたのですが、
その朝最初に目を覚ましてハウス内を覗いた時は、ゴンたん昨晩の残りのフードをカツカツとしっかりした様子で食べていました。
ほら!こんなに!
私は「おお!食欲復活!」と思い安心してまたウトウトしたのです。
それが何時頃だったのか、今は定かではないですが。
そして、次に目を覚ましたのはカタッと言うゴンたんがトイレを跨いだ音でした。
こんな微かな音で目が覚めるようになってましたねぇ。
それがたぶん7:20~30頃だと思います。
気付いた時はもう呼吸が乱れていて酸素ハウス内に戻ろうとしてる時でした。
あわててハウスのドアを全開にして中に誘導すると、たどり着く途中(上半身だけ中に入った状態)でゴロンと倒れました。
顔を見るともうすでに瞳孔が開いて口も全開でヨダレが出ています。
いつものパターンで、チューブを外し口元へ。
顔が奥を向いてたので、鏡をあてて表情を見ながら、チューブの先にマスク(よく医療ドラマとかで見る口にあてるアレです)を着けました。
マスクを顔のちょっと前に置いて、空いた手でゴンたんの身体を両手で支えるようにしました。
もうこうなると、身体を支えることと声をかけることしかできないのです。
今まで何回か起きた発作のたびに、
「ゴンたん、もう頑張んなくていいんだよ…」
「ありがとね…大丈夫だからね…」
と声をかけていました。
今回の発作はいつもと少し違って、ガッ…ガッ…と咳?のような感じの息づかいでした。
そんな状態が何分間続いたんだろう。
その間に何回も垂れてくるヨダレを拭きました。
すごく長く感じて、『お願いだから早く連れてってやって』
と、そればかりを願っていました。
その状態がしばらく続いた後、ヨタヨタしながらゴンたんが「クォ~ン…」と、か弱い声で鳴きました。
今まで聞いたことのない鳴き方でした。
「ん?なに?ここにいるよ?」
と言ったのが聞こえたのか、聞こえてないのか、ゴンたん最後の力を振り絞って立とうとしたのです。
もちろん立てるはずもなく、手だけ立てて座った状態になり、ビクッ…ビクッ…と数回痙攣が…。
もうこのへんでは酸素はゴンたん自身に任せようと思い、無理矢理口には持って行ってませんでした。
そしてまた自分で動こうとした瞬間またグタッとた折れ込みました。
すぐさま両手で全身を支えると、今までの硬直で倒れた感じとは全く違いました。
もう力がなく、猫ってこんなに柔らかいんだ…って思ってしまうほどふにゃふにゃになっていました…。
そしてもうさっきまでの荒い息づかいがない…。
目もどこを見てるのかわからない…。
顔を支える私の手に頭の重さがそのままのしかかっていました。
ああ…もう抱っこしていいんだ…って思い、頭を手で支えたままお尻のほうを膝に乗せました。
軽い…軽いよ…ゴンたん…。
肺が苦しくなってからは圧迫してしまうので抱っこをずっとしてなかったのです。
その軽さで一気に悲しさが込み上げてしまい、頭のほうを持ち上げてやさしく抱きしめました。
その時まだスースー言ってたけど、意識はもうほとんど無かったと思います。
「ゴンたん…」
「ゴンたん…」
「ありがとね…」
「ずっと一緒にいてくれてありがとね…」
もう今まで何回も呟いた言葉を、ずっとずっと繰り返していました。
微かにあった息もなくなり、やっとゴンたん楽になれたんだ。
もう苦しまなくていいんだ。
その瞬間はそう思えて、心からホッとしました。
あまりにも壮絶すぎて、別れる寂しさより、苦しませる辛さのほうが大きかったから。
そして、最期を看取れた達成感?のような感覚もありました。
自分が寝てたりして気付かなかったらどうしよう…っていつもドキドキしてましたし。
それでかどうか、意外と冷静に頭が回って、苦しんだ表情のままではせっかくのゴンたんのカワイイ顔が台無し!!
と、すぐさま目と口を閉じさせ、しばらくそのまま押さえてました。
こんな顔で虹の橋行きたくないよねーって言いながら。
そしたらだいぶ穏やかな表情に戻ってくれました。
これ、私の膝の上です。
後から見たら私の太もものところにおしっこをしてました。
ちゃんとその前に自分でトイレでおしっこできてましたから、ほんのちょっとでしたけど。
あと、ずーっと溜めていたウンチ。
こちらも頑張った形跡がありました。踏ん張ったから発作がおきたのか、発作がおきたはずみで出たのか解りませんが、お尻の穴にコロッコロに硬くなったウンチが出ていました。
そのあと身体をキレイに拭いてるときお尻の穴にまだ詰まってる硬さがあったので、ティッシュで押し出しました。
そしたらこれだけ。
左のちっちゃい3つぶがなんとか出てた分。
右のがお尻に詰まってたもう少しで出そうだった分。
(なんか、汚い画像ですみません。ゴンたんが頑張ってた証なんでどうしても載せたかったのです。)
これだけなのに、自分で出す力がもう無かったんだね。
「気持ち悪かったね…スッキリしたね…」
って言いながら、また泣けてきました。
そのあと爪も切って、耳の中も掃除しました。
今までギャーギャー嫌がって、細かいとこ触らせてくれなかったから、ここぞとばかりに掃除してやりました。
ゴンたん近くで見て怒ってそう。
なんか火葬まで保冷剤で冷やしてるんですが、あまりにも寝てるみたいで、暖めてあげたくなっちゃうんです。
火葬は、ゴンたんがちっちゃい頃に一緒に住んでた友人も付き添ってくれます。
最初は月曜の予定だったのですが、なんとか明日に変更できそうです。
今横にいるこのコが、ただぐっすり寝てるみたいで、つい話しかけてしまいます。
昨日からずっと話してます。
かわいくて、いとおしくて、もうしょうがないです。
これは、身体が完全に硬くなってしまう前に最後にできた抱っこ。
ゴンたん、私が仕事から帰るといつもジャンプしてきてこうやって「おかえり(ゴロゴロ)」してくれてたんですよ。
今日はゴンたんの最期の勇姿を、記憶が確かなうちに!と思って記しました。
また後日、気持ちが落ち着いたら今までを振り返ったり、ゴンたんへの想いなど、ゆるゆると書こうと思ってます。