諸君、ご壮健かな。
さて。
数々の試練 を乗り越えて。
ついに君に巡り合えた。
恋い焦がれ。
極悪な夢にも観たあいつ。
ラーメン二郎。
ククルス、君との二郎素人仲間は卒業し。
亀夫、君の世界に私は踏み入れようとしている。
脂がとんでもなく。
麺の量もとんでもなく。
スープの量もとんでもない。
そんなとにかくとんでもないもの。
それは、亀夫いわくもはやラーメンではない。
餌。
すごい行列だ。
餌ということは。
これは豚の群れだろうか。
私も豚なのだろうか。
マイナス５キロを宣言し。
なぜにこんなところに並んでいるのだろう。
世の中は矛盾に満ちている。
以外に安い。
私はジーン のごとく新兵。
素直にラーメンにしよう。
あ、煮たまごも入れてね。
そして。
待つこと数分。
店員「なにつけます？」
なにつける？
ああ、きっとあれか。
さっき若者が「野菜ましまし」とか。
「にんにくましまし」とかいっていたやつか。
私は「ましまし」どころか。
「まし」も恐怖。
シャア！「野菜とにんにくで。」
守りに入ったシャア！。
さて。
守りぬけるか。
なにを？
ドカ！
すごいのが出てきた。
もやしがやまもり。
ニンニクも刻んでドカン。
すでに私の胃の体積を超えている。
「ましまし」ならどうなっちゃうの？
とりあえずたべる。
たべる。
たべる。
・・・。
減らないんだけど！
どこまで掘っても麺。
そして麺。
足しもしない引きもしない麺。
麺、メン、メーン！
どうなちゃってるの？
丼の底から麺がわき出てくるの？
どうにか食べ終わって。
感想。
容赦なくもたれるんですけど！
獰猛に襲いかかる二郎。
初めてなんだから、優しくしてくれてもいいじゃない。
ひどいわ。
このもたつきは翌日まで続き。
ろくに食事もできなかった。
痩せるのか？
太るのか？
押したり引いたり揺さぶる二郎ラーメン。
獰猛な食べ物。
極秘通信（ライン）で。
亀夫「池袋は二郎では優しい方だよ。」
どんだけドメスティック二郎！
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ジャンル：ラーメン・つけ麺・ちゃんぽん
最寄り駅：池袋
TEL：0339800210
住所：東京都豊島区南池袋２丁目２７－１７
