諸君、ご壮健かな。
府中。
それは武蔵の国の国府の所在地であった地。
簡単に言うと、かつて都庁があった地なのだ。
そこで、古くからおこなわれている祭り。
あ、本式名称は大國魂神社大祭というのか。
そんな風に思った看板の後ろには。
あの趣のある店舗は消え失せ。
今はショベルカーに占拠されている空白地だ。
一つの時代が終わったものだ。
さて、源義家が北伐に向かう際通ったけやき並木。
そこを。
ひょっとこの踊りが。
アホの坂田とかぶり、油断ならない祭りであることを知る。
そして、夜が深まってきた。
赤い五連星のような趣で。
今にも襲いかかってきそうだ。
思わず、ビームライフルで眉間を撃ち抜こうと思うくらい。
その勢いに圧倒される。
昨日は競馬式があった。
これはここにかつて馬が集まり。
その馬たちを品評するために、何度も行ったり来たりさせたところから来るという。
アスファルトの上を走れるのか?
すぐに足まわりに故障を発生するのではないか。
そうか、ゆっくり歩くのだな。
きっとそうだ。
そう思っていたら。
連邦のモビルスーツは化け物か。
祭りはいいものだ。