[コラム] 君は「惑星メカニロボット マーキュリー」を知っているか?【箱絵編】 | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~
※この記事は過去記事の再構成です


皆さん、お元気ですか?


私たちの生活に彩りを与えてくれるもの。それは。

パチモノ。

この甘美な響きの品を、今まで数多く紹介してきました。

↑脱力プラモデル記事 まとめ


今回紹介するのは、アトランジャーを産み出した青島文化教材社が、半世紀近くも前に発売した逸品。あれこれ言う前に、ご覧いただきましょう。



惑星メカニロボット マーキュリー。

昭和から飛び出てきて、令和元年末に上映されるスター・ウォーズを彷彿させる、新しいのか古いのかよくわからないですが、とりあえずいえることは。

アレを意識した機体。
↑あえて言いません

頭にはブッチャーのごとくビール瓶のようなものがつき立ち、胸にはどこか白い悪魔を連想させるようなマークや色の配置。カオス、まさにカオスです。


メカニ遊び?

分かりませんが、考えては行けません。頭がおかしくなります。そうです、もう戦いは始まっているのです。


ペンダントになる。

ならなくていい、そんなことを思ってはいけません。貯金箱と基地と同列なのも気になりますが、パンサーが何なのかわかりませんが、それは決して気にしないことです。それが渇いた現代社会で生き抜くコツです。

そう、この手のキットは考えないことのみを考えましょう。


横にしてみます。

あ。


メカニの手がかりがありました。

自転車に取り付けたり、貯金箱になったり……
宇宙マシンに……ペンダントに……くみかえ自由……メカアクション……ワンタッチ組み立て……。

やはりわかりません。でもいいのです、最初から期待してはいけないのです。


ミニマーキュリーがいる。

どこから出てきたのでしょう、なんの役に立つのでしょう。メカボックスは何なのでしょう。

いけません、考えない考えない。


さて、反対側はお仲間たち。

あ。


なんとストーリーがありました。

不思議です。読めば読むほど理解ができない、トリックアートのような文章です。

恐るべしマーキュリー!
許すまじマーキュリー!!!

さて、そろそろ開けてみましょう。


(つづく)