こんにちは、兵庫県民です。
今日はドラマ中のセリフより。
「凡そ兵戦の場は屍を止むるの地
死を必すれば即ち生き、生を幸いとすれば即ち死す」
『呉子・治兵第三』
訳:呉子はいわれた。
戦場とは屍(しかばね)をさらすところだ。
死を覚悟すれば、生きのびることもできるが、
生きながらえようと望んでいると、逆に死をまねくことになる。
良き指揮官は、穴のあいた船に乗り、
燃えている家の中で寝ているように、必死の心構えでいるものだ。
そうなればたとえどんな智者がはかりごとをめぐらそうと、
勇者がたけりくるってかかってこようと、
どんな敵をも相手にすることができるのだ。
だからこそ軍隊を動かすにあたって、
『優柔不断を避けるべきであり、全軍の禍いは、懐疑と逡巡から生まれる』と
いわれるのだ」