今日の靖国 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

右翼の街宣車が靖国の周りから排除されているようで、今日の靖国は平穏だった。
確かに参拝のために並んでいる方々はおられたが、初詣のような人混みにはなっていない。
都知事選挙で小池さんの街頭演説を聞きに来られた方々よりも明らかに数は少なく、私と同様軽装の方が多かった。

若い方も結構多い。
外国から来られた方も多いようで、中国や韓国の方々が騒ぐほどには靖国は特別の存在にはなっていない。

きっちりと頭を下げ柏手をする人もおられれば、自己流で頭を垂れて祈りを捧げる人もいる。

国会議員の中には相当気負っておられる方もおられるが、今の靖国は、普通の人が普段着で参拝する場所になっており、靖国に参拝するから愛国者で、靖国に参拝しない人は非国民だ、などということもない。

特に愛国心を煽り立てる人もいないし、靖国を参拝する人たちに向けて敵愾心を露わにするような人もいない。

平和な今の日本の象徴のような姿を示していたのが、今日の靖国である。

まあ、あれだけ機動隊の人たちが固めていたら右翼の街宣車が靖国周辺に入る隙はないだろうな、と思わざるを得なかったが。

右翼の街宣車よりもテレビ局の中継車の方が遥かに多かった感じである。

特筆するようなことは、何もない。
これが、靖国の今の姿である。