小池さんに必要なのは、小池軍団を束ねるタフ・ネゴシエイターではないだろうか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

小池さんは如何にも大統領らしい強さを発揮しつつあるが、これからがいよいよ本番である。

特別秘書や政策アドバイザーの顔触れは決まったようだが、都政の舵取りをしていくためにはもう少し陣営を固めていく必要がある。
小池さんの方針を受けて、愚直にギリギリと敵対する相手陣営を追い詰めていく力を持った小池軍団がどうしても欲しいところだ。

どんなに小池さんに力があっても、小池さん一人で何でもやっていくわけにはいかない。
表に出る必要はさらさらないが、しっかり小池軍団を束ねて確実に成果を挙げていく力を持った強面の人がどうしても欲しい。

力を持った人が影に徹してくれれば、小池さんは硬軟両様、自由自在に動き回ることが出来るようになる。
石原都知事時代には、猪瀬氏がそういう役割を担ったのかも知れない。

斬り込み隊長的な側面もあるから、相当腕力がある人が望ましい。

安倍総理にとっての菅官房長官。
中曽根総理にとっての後藤田官房長官。

小池さんの周辺にそういう人がおられるかどうか分からないが、そういう人がいると小池さんは益々強くなる。

小池さんには、もっともっと強くなって欲しい。

まずは、築地市場移転問題にどういう結論を出すかだ。
どんな結論を出すにしても、どこからは不満が噴出する。
それを上手に昇華させることが出来たら、小池都政は見事なスタートを切った、ということになる。

多分、今週末の定例記者会見の主要なテーマはこれになるはずだ。
都民のみならず多くの国民が小池さんの一挙手一投足に注目している。
リオ・オリンピックの閉会式に出発される前に一応の結論を出されるのがいい。