臨時国会が始まらないと、超党派議連も動かない | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

早く民進党の新執行部が決まって欲しいと願っている。

 

民進党の体制が決まるまで自民党は臨時国会を開かないことにしたようだから、まずは民進党が早く新体制を決めることである。

国会が開会されるまで多くの国会議員は自分の選挙区に張り付いているのだろうから、まず国政の重要課題について国会議員の間で議論が交わされることはない。

 

安倍総理の長い夏休みが指摘されたが、一般の国会議員の夏休みはもっと長い。

何の政策課題も持っていない国会議員は、多分、今、最も自由な自分自身の時間をたっぷり楽しんでいるはずだ。

 

忙しいのは、政務三役に就任して自分の担当職務について勉強している人然るべき党のポストに就いている人だけで、与党で何のポストにも就いていない人や野党の方々は、まず何の勉強もしていない。

 

勉強している人がいても、勉強の量が少な過ぎるから、まず省庁の担当者を超える知見を獲得することが出来ない。

 

そういう中でも、議連の重要ポストに就任している方々は比較的よく勉強する。

しかし、永田町が夏休みだと、そういう方々も議連の会合を開けないから、殆ど勉強が進んでいないのが実際だ。

 

何としても早く秋の臨時国会を開会して、国会議員を永田町に集めることが肝腎である。

 

超党派の親子断絶防止議連の活動も然り。

元衆議院議員である私などがいくら外で騒いでも、国会が開かれないことには世論が乗ってこない。

まずは、民進党の代表選挙を急ぐことである。