終わりの始まり、という概念は、決していい加減なものではないですよ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

件の環境大臣の登場で自民党は益々窮地に追い込まれつつある。

昨日火蓋を切って落とされた静岡県知事選挙で自民党のみが推薦し、公明党が自主投票にすることにした候補者が勝利する可能性は限りなく低くなったと言わざるを得ない。

とうとう嫌われ度ナンバーワンのポジションに岸田さんが座ることになったようだ。

一生懸命に努力しているのだがな、とご本人はぼやいておられるだろうが、これは仕方がない。
好かれる材料が一つも出て来ないのだから、どなたがどんな工作をしても岸田さんの人気が上がることはないだろう。

マイナンバーカードの利用促進等に獅子奮迅の勢いで邁進している河野太郎氏を更迭すれば、岸田さんの人気も普通程度には戻るのではないか、などと仰っている方がおられるが、まあ、そんな程度では何ともならないだろう。

行くところまで行くしかないでしょうね、というのが、現時点での私の率直な感想である。

参議院から衆議院に転進されようとしている現職の自民党の議員がおられるようだが、まあ、止めることが出来るのなら止めた方がいい。
今の自民党では、なかなか有権者の心を掴むことは難しい。

自民党の終わりの始まりは、静岡県知事選挙の結果次第。

4連敗が見えてきたら、どなたも安穏としていられなくなるはずだ。