手仕事 | 愛と喜びの循環♡優月

愛と喜びの循環♡優月

ほんわかと
日々是好日にゆるゆると
こっそり綴る今の気持ち

こんばんは🌙優月です🎄

冬になるとなんだか毛糸が恋しくなって
ついつい編み物を始めてしまいます。

とは言え直ぐに形になって欲しくて
コースター等の小物ばかり。
時間に追われる感覚はなかなか抜け切らないです。


それでも無心に編み針を動かして
カチャカチャと編み針の擦れる音や
シュッシュッと毛糸が引き出される音に耳を傾けて
指先に毛糸の柔らかさと温もりを感じていると

あっという間に時が経って
心も落ち着いてくるのを感じます。



私は子供の頃から毛糸や糸の縒りを眺めるのが好きです。
布地の織り目も好きです。

昔の人はこれらを全て手作業で行っていたのだなと
想像するのが好きなんです。

植物から繊維を取り出し
蚕の繭から採取し

洗って色を染めて乾かしてを繰り返し
その色水もまた
大量に植物や鉱物を育てて、集めた物を
すり潰したり、絞ったりと

その途方も無い労力の果ての一本の糸


どれだけの人の手が関わって来て
創意工夫や試行錯誤、知恵が結集しているのか

そんな歴史を勝手に想像してうっとりするのです。


昔の人にとって着物が財産であったことも
赤い糸のロマンチックな逸話も
刺繍が教養であったことも

洋の東西を問わず
糸と針を使った仕事は
とても大切に受け継がれて来たのだなぁと思います。


今は服も小物も安く気軽に手に入るため
わたしも有り難く利用しています。

久しぶりに手間暇かけてみて
1つの服を選ぶのもしっかり考えて
大切になるべく長く着ていきたいなぁと
改めて感じています。