ご機嫌さん | 歓びの種

歓びの種

お山の樂校の代表あいこのおしゃべり部屋。お山のスタッフとして、2人の娘の母として、愉快な4人家族のひとりとして。日々のいろいろな出来事から私が感じることや私から見えている世界を、氣ままに書いてみようと思います。

先週末、長女がお山の中学生と

計画していた企画が、

開始時間の直前で参加者さんの

体調不良により中止になった。

 

もうバッチリ準備してチャリでお山まで

行ってた途中での中止決定だったから、

かなりやる氣を削がれた雰囲氣で戻ってきた。

 

「は〜ぁ、今日なんしよっかなぁ〜」

って言いながら、だら〜りごろ〜り。

 

ごろ〜りしながら携帯見て時間を

過ごしてたけど、しばらくして、

「あ〜ぁ、スタバ行きたい」っと

ポツリ聞こえてきたもんだから!

 

すかさず私が

 

「行く!?」って聞くと、

 

「いや、行きたいけど〜〜〜」

 

さっきジュース飲んだしなぁとか

妹にも聞いてあまり乗り氣じゃなかったしなぁとか

いろいろ行かない理由をしゃべり出した。

 

人は毎日の中で山ほどやりたいことが浮かんでいる。

大きなこと、小さなこと、

意味のありそうなこと

なんの役にも立たなそうなこと

 

やりたいことが浮かばない人なんていない。

 

だけど、長女のようなことは思わず誰もが

やってしまうことで、やりたいが浮かんだ

瞬間、やらない理由を浮かべ出す。

 

やらない方がいいよね!って思えるような、

もっともらしい言い分を自分にする。

 

私はこの「ふと浮かぶやりたいこと」を

すくい取ることを大事にしたい。

 

この些細な「やりたいこと」を見逃さないこと。

それをちゃんと感じとる日々を

積み重ねていくこと。

それが後々大きな力に

なるような氣がしている。

 

逆にそこを見過ごして

感じる心に蓋をしていった結果が

「やりたいことがない」

に繋がるんじゃないかとも思う。

 

私は長女に

「スタバ行きたいが浮かんだんやろ?

それってヤルやつなんやないん?」

って声をかけた。

 

こんな会話は普段からよくよくしてるから、

長女も私の意図にサクッと氣づいて

「行こっか!」ってことに。

 

糸島から唐津のスタバまでGO!

 

私は午後からの予定に間に合うのか!?って

タイミングだったから、長女と次女と私の

3人でダッシュで準備して

ドライブスルーだけして帰ってきた。

 

午後から予定あるのにわざわざ?

ゆっくりする時間もないのに?

唐津まで行ってドライブスルー?

 

なんていう「やらない理由」なんてのは

どうでもよくて、思いついたことを

行動に移したっていう彼女の体感と、

車の中での3人のおしゃべりが

何より価値のあることだった。

 

スタバに行く前と行った後の長女が纏う

エネルギーは全く変わっていた。

 

私たち3人はご機嫌さんだった。

心満たされていた。

 

私の午後の予定へのモチベーションも

なぜか上がっていた。

 

私が不在の午後の間、

長女は月曜からお山で

やりたいことが思いついたらしく、

その計画を書いた紙を見せてくれた。

 

こういうことなんだと思う。

 

どんなに些細なことでも

自分の中に浮かんだ望みを

自分自身が否定しないことで、

また次の望みも湧いてくる

 

叶えることで満足して

満足したらご機嫌で

そうしてたらまたアイデアが

湧いてきて。

 

そうやって、望みを叶え続けた先は

どんな未来に繋がってるんだろう

 

反対に

望みが浮かんでるのに

自分の頭の中で自分自身が

かき消し続け続けていたら...

 

それをおとなに話した時に

そんなくだらないことを...

ってかき消されてしまったら...

 

そうやって積み重ねた先は

どんな未来に繋がってるんだろう

 

湧き上がる望みに優劣なんてない

 

どんな選択も自分でできること

自分にしかできないこと

 

私は自分の中の望みの声に

耳を澄まして、それを行動に移す体験を

娘たちと一緒に積み重ねて行きたい

 

私が一緒に過ごす人たちとも

ご機嫌な毎日を積み重ねていく

ことを選択したい

 

どんな未来へ進んでいくのか

すべては自分で創っていける