スチャダラパーライブ 2017野音の旅 | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!
先週から今週にかけて、半袖でも汗ばみます。春が来ると人はほっこりのんびりダラダラしたくなるものですが、春自信はせっかちですね~。
うちは母がサーモ機能が衰えてしまって、ヒーターアツアツにするので、家の中がジャングル状態。フルーツ植えてみたら、夏にマンゴーやドラゴンフルーツとかのトロピカルフルーツが食べられるんじゃないだろうか?


さて、土曜日は1年に1度恒例の、スチャダラパー@野音。


彼らとはアートスクールの同窓生で、一昨年はデビュー25周年ということで、アートスクール女子結集でライブに参戦したのですが、今年はフランスから友人が帰国するタイミングがちょうどスチャライブに当たるということだったので、彼女も加えてまたまた参戦しましょう!と。


日本にいる私達にとっては、大好きなフランス友と一緒に行けるというので、もうこの日を半年ほど心待ちにしておりました(チケットを確保してもらったスチャダラBoseに、あまりに早いリクエストで呆れられてしまいましたが)。


アートスクール女子、久しぶりでも久しぶりじゃなくても、それぞれがアンテナを張り巡らしている私達、集まればオシャベリが汲めども尽きぬ泉のように沸きあがるので、ライブ前にランチから集まりました。10人以上で集まって長居できるフレンチスタイルなカフェで(フランス帰りがいるってぇのに)。


そこでガッツリランチをしてケーキまで楽しむこと計4時間。ほんとよくそんなに話すことありますよねぇ。って、いわゆるオバハンみたいに、「聞いてよ~」と向こう三軒両隣の話しかしないアホ集団でもないのです。
お仕事がっつりやってる人もいれば、奥様もいるし、お母さんもいます。皆それぞれの役割にマジメに取り組んでいて、頭も人柄も柔らかいので、世間が狭くないです。
若い頃から、好奇心が強いから、人嫌いしないし、人嫌いしないから、人もよってきて、おのずと世界が広がって、自分で自分の世界を面白く、色々なことに造詣が深く、それでいながら、自分の本来の役割はパーフェクトにこなす、尊敬できる仲間たちです。


今回はランチしている場所に、フランス帰りの友人の友人である、様々なフランス文化に関する面白いプロジェクトをたくさんコーディネートしている人も途中ジョインしてくれて、ワクワクなお話を聞くこともできて、アンテナ立ってる人のところには、アンテナ立ってる人が集まるんだなぁと思いました。


さんざん喋って笑った後、ゆっくりと野音に向かい、並んでいると、さらに知った顔がちらりほらり。
もう本格的な同窓会の顔ぶれです。
なんだかんだ会う機会も多いのですが(何せ仲良しなもんで)、一気に集結するのはスチャダラの時じゃないでしょうか。


フランスから帰国した友人は、彼らがラップをやるキッカケになった文化祭以来だっていうんだから、これがプロになってから見る初ステージ。


デビューして27年目となる彼らのステージ、2017野音の旅は、例年のごとくパワフルながら、MCは面白く(友達でも本気でウケる)、一方で客は緩いノリ、お酒飲みながら揺れながら、歌いながら、子供がわいわい走りながらのどこまでもアットホーム。

そんな牧歌的なライブとはいえ、グッズ売り場は長蛇の列で、毎年発売される、会場限定発売のEP「セブンティーン」、彼らの冊子「余談」(今回の表紙もやはり同窓生の亀井画伯で、セブンティーンに合わせてセーラー服)、Tシャツ、ANI制作のアートブック的なもの。


今年は受験生なので欠席した、スチャダラをドリスペクトする息子には、イラストレーターシャシャミンデザインの、かわい系面白いTシャツを買ってあげたら、大喜び。第四のスチャダラ面(ヅラ)して、翌日、センター模試に着ていきました。
第四のスチャダラ、人生のステージすらまだ乗ってないYO!

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彼ら、27年目ともなれば、こなれているのは当然とはいえ3時間近くのパフォーマンス、ラップしながらの飛んだりハネたりですよ。すごいですよね?


私達の中ではいつまでも一緒に遊んで騒いでいた頃の彼らで、そんな彼らが好きなモノを極めてきた延長線上にこのパフォーマンスがある。そんな彼らのパフォーマンスで、楽しそうにノリノリになってる若者を見てるだけでアツがムネくなる。。。いえ、ツムがアネくなる。。。いえ、ムネがアツくなります。
私もまだまだバンガれる。。。いえガンバレル、ガンバロウ、ハシビロコウという気持ちになりました。

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↑これがハシビロコウ(画像はお借りしました)



ステージを終えると、関係者で乾杯するため、ちょっとしたスペースに溜まります。フランスから友人が来ているし、ということで会いにいったら、何の手違いか関係者シールがなくて、まるで韓流スターの追っかけオバチャンのごとく「申し訳ないのですが(とっととどいてください)」と言われちゃいました。でも、関係者の中にも友人達がいるので呼んできてもらって、久しぶりの再会、一年に一度の生存確認が出来ました。


BOSEとサクラダちゃんの娘ちゃんのゲバちゃんの成長を孫を見るような眼差しで眺めたりもしていたのですが、いつのまにかアートスクールの学生ホールでダラダラガヤガヤするかのごとく学生気分で楽しんでいました。でも、よく考えたら、スチャダラパーじゃん。彼ら、本日のスターなわけで、挨拶とか御礼とか言わなきゃいけない方々や、やったぜ!と拳を合わせたい方々をお待たせしているワケで。
追っかけオバチャン達、ほどほどにせにゃと夜のコリドー街の居酒屋にピットイン。
神楽坂の小料理屋のオーナー友人(男友達)も追いかけてきてハーレム状態で飲みました。

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星だらけ⭐️


大満足。ありがとう、スチャ!



ところで、こうやって友達と朝から晩まで遊ぶ日は、母がいつも座っている後ろの壁のカレンダーに、「華子遅い」とか書き入れていくようにしています。もちろん口頭でも伝え、メモも書き、入念にお知らせして忘れようがないように(高齢者がいるオウチはわかるでしょう?)。


一方で母は、そのカレンダーを日記代わりにしています。寝る前にその日の出来事を書いて、斜線を引いてその日を閉じます。


それがウチ流カレンダーの使い方やねん。


そして、母にとってのスチャは、うちに遊びにきたり、ゲームの貸し借りしたりしていたこともあったので、我が子に近いスペシャルな存在。彼らが音楽の世界で喰っていくことも、教育界で働く母からしてみたら「あの子達、ずいぶん恥ずかしがり屋だったけど、ほんとに大丈夫なの?」とその若気を心配していました。時々、「ちゃんと喰えているのか?」と気にしていました。彼らの活躍をなかなか信じなかったのですが、母でも知ってる日比谷野外音楽堂で大勢の人を集められるってことを言って、だんだんと母にも「人気者なのね」とわかってきたのかもしれません。


ライブ後、寝静まった我が家に帰宅して、ふとカレンダーを見たら www

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すちゅだらww

泣き笑い。


来年もカレンダーにこの文字が見られるかなぁ。

見られるといいなぁ。