今日、飛び込んできたニュースです。
iPS細胞から卵子のもと 世界で初めて成功(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20180921/k00/00m/040/179000c
すごいですね!
周知の事実ではありますが、毎日つくられる精子とは違って、卵子は胎児のときが最多。
その後どんどん減っていき、新たにつくられることはないと言われています。
生まれた瞬間から1秒ごとに卵子は年をとっているわけで、その「卵子の老化」が加齢により妊娠しづらくなる原因のひとつです。
さすがに卵子をつくる技術が生まれることはないだろう。できたとしても、ずっとずっと先のことだろうと思っていましたが、生きている間に、一筋の光を見ることができるとは。
もちろん、この技術が実現するかは分かりませんし、技術は進化しても倫理的な問題、法的な問題など課題は多くあると思います。
それでも、将来子供が欲しくて悩む女性が減るかもしれないなぁと、希望の持てるニュースでした。
こんな難しい技術とは別に、少し前にあるといいな、と思ったものがあります。
ふと、あぁ、私はこのまま子供を持たないかもしれないなぁと思ったわけです。
それは、何とも説明のしがたい気持ちでした。顔をふわっと風が吹き抜けるような。
30代半ばに感じていたものより、もっと切実です。
でも、めっちゃ本気でここから20年間という時間を、子供をつくり育てることに使いたいと思っているかというと、そうではない。
もっと優先したいものがあり、実際それを優先してきたことは自分が一番よく分かっています。
ただ一つ、思ったこと。
わたしの子供、どんな顔してたのかなぁ……。
自分の人生、その顔を知らずに死ぬのはとても残念だな、と思いました。
相手を誰にするかという問題もありますが、単に顔の形とか写真を掛け合わせるとかではなく、遺伝子的な優性・劣性とかも鑑みて、あなたの子供は、こんな顔で血液型はきっと何型で、こんな性格の特徴がありますよ、と。
しかも、10代の顔、20代の顔、30代の顔……と成長過程も分かる。
悲壮感漂うものではなく、スマホのアプリでタップする感覚でポップに見られたら面白いと思うのだけど。
人の命で遊ぶなと叱られるかしら?
顔なんて見たら、むしろ切なさが増してしまうかしら?
でも、こういうニーズは私以外にもありそうな気がします。
もし共感してくださる開発者がいれば、ぜひお願いします。
その際は、私にアイデア料をください(笑)。