春の雨、桜色の淡い靄、濡れたアスファルト | 蜂蜜の怠惰と哲学

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ああ、また月曜日が始まっちゃったな…

…。
そう思うのは、社畜傾向有りの仕事中毒の人間だから、
だろうか…苦笑

全否定はしないさ。

でもね。
朝から面倒な仕事が追加され、
またか、
と半分想定しつつも、なかなか心は萎える訳です。

そんな月曜の朝。
張り切って早めの電車に乗るも、6時台の電車ですら混んでいて。
殺伐とした椅子取りゲームは辛いので、とりあえず無になって 2時間弱をやり過ごす。

今日は小雨。
春の雨。
柔らかい雨。

他の人のやり残した仕事を拾う、そんな日になりました。

なぜ私?

ね。
たまに思うね。
なんでも都合の良い便利係、
てか、都合の良い女(笑)

うん。
私だって時々疲れるんだ。

雨の中、自転車で債権回収に向かう道すがら、ちょっとした桜並木があった。
まだ全然開花はしてないのだけど、おそらくつぼみがふくらんでいるのか、
その辺り全体がうっすらピンクの靄に包まれていた。
雨に濡れた黒い幹と、桜色の気配。
どこかで、こんな日本画を観たことがある気がした。

手こずるかと思った案件は思いの外あっさり片付いて、
今日はもう、ほっとした気持ちのまま帰りたい。

山あり谷あり、
悪いことあれば良いこともある。
悪いことのようでも、プラス思考に持って行けば悪いことでなくなる。

ほら、今日だって十分、出会いも発見もあったじゃないか。

そんなことを思いながら、花粉混じりの雨に打たれて、自転車をこいだ。
寒くなくて良かった。

週末の自分へのご褒美を希望にして生きる、私。

雨に濡れたアスファルトは、いつもより鋭利に町を映す。