着物もドレスも、ジーンズも。

着物もドレスも、ジーンズも。

ただいま香港で海外生活満喫中♪

着物もまとえば、ジーンズも好き。
和の文化も大好きだけど、山も歩けば海でも遊ぶ。
気楽に着るけどマニアじゃない。だって単なる”着る物”、だもの。

そんなただの着物好きのアジアン海外生活をお届けします♪

わりと着物を着ます。以前から、そういう印象、強いようです。
「今日は着物じゃないんだ?」と言われます。
異国の生活でも変わらずあちこち着物で出没したりしています。

けれどもけして着物信仰ではありません。
ジーンズも好きだし、素敵なお洋服も好き。
お出かけだから着物、というわけでもない。

狂言や能、落語なんかの和の文化は大好きだけど、
美術館巡りも好きだし週末には山をすっぴんで歩く。
その日の気分で、着物だったりジーンズだったり。
愛用の銀煙管で粋を気取どれば
ローカルレストランではビール片手に海鮮にかぶりつく。

個人的には「着物≠和の文化」
だってたかが”着る物”だもの。
セレクトのひとつでしかないのです。

そんなただの着物好き、楽しいこと好きの香港生活。
お好きに遊んでいってくださいませ。


今日の黄大仙
https://twitter.com/SK__1106

なんちゃってライター、細々継続中。

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映画も大好きw 試写会記録 in Japan(移住のため停止中)
http://ameblo.jp/hijiri-info/theme-10003070187.html

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香港で毎年11月に開催されているビッグイベント、”Oxfam TrailWalker 100km"。
この一大トレイルレースでありイベントに初めてチャレンジしました。


九つの山がまるで長い龍の背のように見えることから名付けられたといわれる「九龍半島」。

そんな長い長い山道をひたすら登って下り、チーム四人で100kmを48時間以内で完歩することを目指します。
ほとんどが岩の多いガレの山道であり、チーム四人全員で一緒にゴールが必須なので
(駅伝などとは違い全員が一緒に100km歩く)ので、なかなか難易度の高いレースでもあります。

主催団体Oxfamは、日本ではまだあまり知られていませんが、
東北の安達太良山でOxfam TrailWalker 50kmを主催するなど、
世界の貧困を無くすことを目的に活動している団体です。
このレースはこの目的への寄付(ドネーション)集めの意味もあり、
参加には一定金額の寄付が義務付けられています。
http://www.oxfamtrailwalker.org.hk

それでも香港では大変人気のイベントで、1000組以上が出場するにも関わらず
ドネーション枠がほとんどでもあるため出場権を得るだけでもかなり狭き門なのはよく知られており、
一説には東京マラソンよりも倍率が高いといわれていたりもします。

それでも出場するだけでもという参加希望者が後を絶ちません。



今回このレースにどがつく初心者である私が参加できたのは、
日本人が中心の老舗ハイキングクラブ「若人会」のおかげでした。

香港はあまり知られていませんが、この狭い国土の2/3が自然公園という、
かなりのアウトドア天国です。
山歩きについても、日本のように場所によって異なることなく
すべてきちんと国が整備、メンテナンスをしているため
日常的に山歩きやトレイルウォークが楽しめ、愛好者も多い環境だったりします。

そんな環境で長年たくさんの人が山歩きを楽しめるように尽力してきたのが「若人会」。
様々なサポートを含め、そのおかげで私が参加できることになったのです。





腕にバーコードをつけてもらう。
これは外したら失格になるので、これを付けた時点でもう逃げられません(笑)







予想していたとはいえ、やはり一大イベントなどだと思わされる盛り上がりと多くの参加者。



山道とは思えない混みっぷり。




制限時間は48時間。
昼も夜もひたすらせっせと歩きます。
(速い人は走ります。)



多くのボランティアとスポンサードで成り立っている大会でもあります。
なんでも三日間でのボランティアの人数は延べ300人にも上るのだとか。



40時間で無事にゴールできました!



サポートしてくださる人たちの分も含め、みんなでお揃いのTシャツも作りました。



今回のチャレンジについては、夏から練習を重ねて今回参加してみて、
ものすごい体験だったことももちろんですが、
香港という場所についての考え方が変わりました。
一般には買い物やグルメ、などのイメージが先行しがちな香港ですが、
豊かな自然とそれらを簡単に享受できる、
ライフスタイルの豊かさやそれを自由に選べる自由さのようなものが
本当の香港の魅力ではないか感じました。


このブログでも、移住以降はずっとグルメやら観光やらの体験を拙く綴ってきましたが、
もしかしたらもっと別の違った視点があるのかもしれません。
そんなことをこれから改めて考えていきたいと思います。





今回のチャレンジについての詳しくはこちらのFacebookページで。
リアルタイムでのレポートもありますので是非空気感を感じてもらえたらと思います。

https://www.facebook.com/%E4%B8%80%E6%AD%A9%E4%B8%80%E6%AD%A9-ippo2Oxfam100km-trail-walk-2015-839564119497827/


最後にもう一度たくさんのサポートくださった皆さん、そしてチームメイトに心からの感謝を。
ありがとうございました!

もうめでたくもない歳ではあるけれど、やっぱりお祝いはうれしいもの。
それが好きな人たちならなおさらです。


まずは当日相方と友人が開いてくれたバースディパーティ♪
忙しい中出張帰りに駆け付けてくれた人もいて、本当にうれしかった。






懇意にしていた日本のお店の常連さんのツアー。
東京から大阪から団体で遊びに来てくれたのですが、
訪問予定のお店まで巻き込んで、数週間遅れのサプライズ誕生パーティをしてくれて、びっくり!


お土産の日本酒の数々。


さけずきんちゃんって知ってますか?
なかなか手に入らないプレミアなグッズ一式です。



そして、100kmにチャレンジするチームメイトにも。
最後の練習会で乾杯を♪



これ以外にも、たくさんのメッセージやらメールやら連絡やら。
遠い日本からも香港ででも、どれもこれも暖かい心づくしが心にしみました。

相変わらず私は幸せ者です。本当にありがとう!


中国語が不自由ない友人が出張がてら上海に来るというので、
たまたま以前の同僚が上海に住んでいることもあり、
これは(ガイド付きの)いい機会だと週末弾丸ツアーを決行してみました。


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とりあえずお約束のバンド (外灘)。
古い建物が立ち並んでいます。
震災前の神戸のイメージだなと思いました。


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川向うには上海タワーが。


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歴史を感じさせる内部。
香港とはまた異なる魅力です。

中国の中でも海外の文化をたくさん取り入れてきた上海ならではのエキゾチックさが素敵。



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エリアによって様々な顔がある、上海。




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豫園(庭園)内の老舗茶館でお茶を。
インテリアも素敵。

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気分はチャイナドレスの深層の令嬢(笑)



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友人が予約してくれたお店で上海料理の名物の一つ、紅焼肉を。
上海でも一二を争うおいしさとのことで、見た目の濃さとは異なり、とっても美味!!


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アヒルの舌(!)
ビジュアルはなんですが、非常に上品な味でした。




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上海にしかない(?)らしい、焼き小籠包。
これ、めちゃくちゃおいしい!
日本でも香港でも流行りそうなのに、なんでないんだろう??


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上海蟹の季節だからと、フードコートで見つけた蟹とビールでおやつタイム。
よく見たら毛蟹だったのだけど、おいしかったからよしとする(笑)


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老舗漢方店で買った、お土産の漢方シップ(?)
シートの中に漢方を練ったものが入っていて、直接幹部に貼り付けます。
腰はともかく、肩こりと首のコリ用はなにが違うんだろう??




駆け足で廻った上海、基本は友人と会うためだったのでそんなにあれこれ行かなかったけど、
私の知っている中国(広州、深セン)とは全く雰囲気が違い、歴史の深さを感じました。


経済も上向きでどんどん変わっていく中国の中でも、様々が顔を持つ上海。
またゆっくりと訪れてみたいものです。


10月1日は 中華人民共和国の建国記念日、国慶節。

特別行政区である香港も、一応中国、この日は祭日。
そしてさまざまな式典が行われます。


昨年は雨傘革命のために中止になった花火も
今年はちゃんと打ち上げられるということで
せっかくのお休み、ふらりと見に行ってみました。


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国の威信もあるのでしょうが、かなりの迫力で綺麗でした。
エトランゼである私からすれば、特に感慨はないけれど
こういうことができる平和はずっと続いて欲しいと思います。










中秋節といえば、銅鑼湾のビクトリアパークで開催されるランタンフェスティバル、
そして大坑のファイアードラゴンフェスティバルです。

ランタンフェスティバルは、昨年からちょっぴり規模が小さくなってしまってさびしいのですが
それでもやっぱりこの独特の雰囲気はわくわくします。



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ランタンを堪能したら、次は火龍!


火龍の由来は、1880年の中秋節の前日に台風が香港を襲い、
漁村だった大坑村は大きな被害を受けたことに始まります。
(昔はこのあたりが海岸線だったそう)

台風の最中、大きなニシキヘビが出現し、
村民が飼っていた家畜を軒並み食べてしまいました。
困った彼らはそのニシキヘビを捕まえ殺したのですが、
台風通過後そのニシキヘビの死体が消え、
感染病が発生し大勢の村民が死亡する騒ぎになったのです。

なんとそのニシキヘビは竜王の子供でした。
これは子供を殺された復讐だと考えた村民は、
台風を起こしたであろう海の竜王が恐れる「火龍」を作り、
病気がなくなるようにと三日三晩踊り続けたのです。
これで伝染病は癒え、それに感謝した村民は
毎年火龍を奉納するようになった言われています。


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やはりすごい人手なのでなかなか近寄れませんが、
それでもすごい迫力!

(映画のプロモーションに来港していたヒュー・ジャックマンが一瞬見に来ていたという噂もちらり)


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スーパームーンも美しく。


来年もまた見れたらいいな♪