その4日ほど前から
口でパクパクと呼吸をしているような感じになり
ご飯をあまり食べなくなり
水もあまり飲まなくなり
吠えているようだけど、声になっていなくて
病院に連れて行き
血液検査、レントゲン、点滴
少し持ち直したか、と思ったのだけど
亡くなる前日の夕方から
また、ずっと口をパクパクさせだして
多分モンは一睡もしないまま7日の朝を迎えて
夜モンにずっと付いていてくれた元旦那と
朝、付き添いを交代して
オムツを替えて
抱っこしながら
「モンちゃんは可愛いね〜
」
」「モンちゃんは素敵だね〜
」
」「モンちゃんは美人さんだね〜」
」と私が声をかけると
口のパクパクがすうっ、とおさまり
足をバタバタさせて
その後3分ほどで
モンは動かなくなりました。
私が起きてくるのを待っていてくれていたかのように
私の言葉を聞いて安心したかのように
間に合って良かった。
ちゃんと声をかけてあげられて良かった。
抱っこしてあげられて良かった。
いつも私が
「モンちゃんは美人さんだね〜」
」というと
モンは
「そんなの当たり前です」
というような顔をしていました。
モンは気遣いが出来る子で
私と元旦那の仕事が休みの日を選んで旅立ちました。
数日前から空を見上げて口をパクパクさせていたのは
天使たちと旅立ちの日の打ち合わせをしていたのかもしれません。
最期には
花束と
モンが大好きだったりんごとみかん(アレルギーがわかってからはほとんどあげてなかった)
そしておやつを。
2年に及ぶ犬の介護の日々は終わりました。
15年と8ヶ月の犬との暮らしも終わりました。
お空の上では
元旦那のお母様がモンを膝にのせて可愛がってくれているはずです。
美人なモンちゃん、よくがんばったね。
ちょっとだけ、さようなら。
