こんばんは。昨日は6月教室と修了パーティーがありました。
今期は4人の方が修了されました。本当におめでとうございます。
今回修了された方のうち、3人の方は廣瀬先生とは面識がありませんでした。
廣瀬先生が亡くなってから、その後に入られた方が修了されたということは、東京教室がまた一つ新しい段階に入ったということになると思います。
今日ふと思い立って、廣瀬先生が来られていた頃の教室の録音を聞いてみました。
廣瀬先生の話している感じと、今の私がやっているときの感じは、かなり異なります。全然違いますね。
しかし、その核になる部分はちゃんと共通していて、廣瀬先生の伝えたかったことをきちんとお伝えしていると思います(多分。。)。
おそらく、廣瀬先生にも今回の修了生の方たちの変容の度合いや、そこに至るまでの過程は大いに認めていただけるのではないでしょうか。
今日聞いてみた録音で、2012年6月教室の録音がありました。
この日は、おやじブログのkikiさんやnuku-nukuさんが修了された日だったのですが、廣瀬先生が「仕上げの段階に入る」というような表現をしていました。
修了というのは一つの区切りに過ぎず、そこからさらに「仕上げ」があるらしいんですね。
教室に来られた当時の目的は、自身の吃音をどうにかしたいということだったかと思いますが、それをクリアした後には、自分の中にある吃音以外のことや、あるいは自分以外の人に目を向けていくということが、次なる段階としてあります。
吃音というのは一つの取っ掛かりに過ぎず、最終的にはその人の全人格的な発展が行われて、よいよい人になるとか、よりよい人生になるというのが、究極的な到達点だと(私は)思っています。
どうか変容を吃音のレベルにとどまらせず、今後も人間的な発展・成長を続けていっていただきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。