前回の謎の死にかけた話が去年の12月。
それから、人馴れ訓練を兼ねて預かりさんのお家で体調の様子見をしてもらっていました。
とっても元気に遊び、食べ物はバクバク食べていました。
4月の13日の夜までは。
13日の夜8時すぎ、預かりさんから連絡がありました。
えびすくんが鼻血をふいて、ジタバタした後に横倒しで動けなくなってると。
しかし私が晩酌済みで搬送に動けない。
その時の写真と動画。
手元にいない猫がどのくらい緊急なのか、判断がつかない。聞くと動けなくなってそのまま尿を漏らしたそうで。
命の危険がありそうだ。
前回と同じ理由で同じ処置であれば、対応早くしないと死んでしまう。逆に、前と同じであれば血液検査とインスリンでなんとかなる。
と思って預かりさんに夜間救急に走ってもらった。(夜間病院に行く場合は事前に対応してもらえるか電話連絡をしてから向かう。電話で、夜間は高くつくよと病院から念押しされた)
夜間病院でエコーと血液検査をしてもらった。
結果、何なのかわからない。
カリウム低下、筋組織に関わる項目の数値がおかしい。しかしなんの病気なのか、わからない。
できることは点滴くらいと言われて、皮下点滴だけしてもらって帰ってもらう。
その晩もたなかった場合、預かりさんに看取りを頼むことになってしまうが、どうしようもない。
翌日の朝、幸運にもまだ頑張ってくれていた。
横倒しで全く動けないまま漏らすこと2回。
別の子で病院に行く予定はあったのだけど一緒に診察。
夜間病院から出された書類を持って、昼のよく行く病院に入院。
診察してすぐ、レアすぎる症状なのでいくつかの検査をしなければとのこと。
何が珍しいのかの説明を受けた。
横倒しで動けなくなっているが、筋肉は力が入っている。
カタレプシという状態らしい。これは脳性麻痺の症状。
逆に全く力が入らない麻痺だとナルコレプシというらしい。
猫でカタレプシは珍しいそうで。
で、原因は何か。
一番可能性高いのはてんかん、でもてんかんとしても不思議な点がある、らしい。
前回と今回の共通点、カリウムが低い。
そして風邪症状。
前回は風邪症状がスッキリ治らない状態での症状。
今回は症状が出て翌日くらいから風邪症状が出て鼻がズビズビになった。
ハンストしてるので、食べてもらうために風邪治療。そしててんかんの薬。
家の方が落ち着くのではと一泊で預かりさんのお家に戻った。
数日後回復が見られた。てんかんの薬が効いたのかどうかはわからない、まだ外注検査の結果が出ていない。
一応命の危機は脱した?かな。
入院の4日後の様子。
まだふらふらだけどタワーに登るようになった。
このまま様子を見てもらっている。
続く。