前田幸長 現役引退 | ほぼ日刊ベースボール

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野球選手の熱い過去や意外な背景を主な切り口に、野球への熱い想いを綴ります。

前田いうと1988年夏の甲子園が懐かしい。

九州のバースと呼ばれた山之内とガラが悪そうながらもキャラクターの強いコンビで、印象深く思い出に残っている。



細い身体ながらキレのあるストレートと工藤のような落差のあるカーブ、そして俊敏なフィールディング。今にして思えば、プロで食べていけるだけの資質を十分に備えた逸材だったんだなと思う。



ロッテから巨人に移った後もそこそこ活躍したし、最後のメジャー挑戦は本当に野球が好きな選手だったのを想起させる。また一人、思い出の選手が引退したことは正直に寂しい。