松井がドジャース移籍の可能性が出てきた。
トーリ監督は、長打力を秘めながらも、状況によっては自分を犠牲にして進塁打を狙い、それでいて１００打点以上を着実に稼ぐ、松井の献身的なスタイルに心酔。対照的に、表面上の数字で松井を大きく上回るソリアーノ（現カブス）、モンデシーらが走者のいる場面で淡泊な打撃を見せるとお冠で、実際にトーリ政権下で長くプレーすることはなかった。
確かに落ち目のヤンキースを考えると、上向きかつ気心知れたドジャース・トーリの下、プレーするのは松井にとっていいかもしれない。
でも誰もが感じている活躍のインパクトの欠如、これはトーリの求めるプレーに徹するのであれば、相変わらず改善を期待することはできないだろう。
チームプレーは大事だが、こじんまりとした松井を見続けたくないのも本音。
松井に夢を見すぎなのかもしれないけれども、せめて本塁打王争いに加わるくらいの活躍をしてくれると、日本のファンの溜飲も下がるはず。
外野からは色々な声があると思うが、活躍を願って止まない。