潰瘍性大腸炎  | ホメオパシーガーデンのブログ

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イギリスのホメオパシー学校ISHLを卒業。ARH認定。ACH認定。
埼玉県在住。自然治癒力を高めるホメオパシー、ジェモセラピー、バッチフラワーとアイオロジーを施療。
ストットラー氏、サンカラン氏、サルカール氏、アショカボカ氏など海外ホメオパスのセミナーを受講。

最近、腸に注目しています。

 

中学受験以来、潰瘍性大腸炎になった方にお会いしました。

 

潰瘍性大腸炎は、

難病指定疾患で、激しい下痢、血便、腹痛を起こします。

食生活やストレス、アレルギーによるものとされていますが、原因は不明です。

一種の自己免疫疾患で、自分の免疫が自分の腸を攻撃してしまうのです。

自分を責めている人に自己免疫疾患は起こりやすいと思います。

 

軽症であれば、服薬で経過観察ですが、

中程度から重症で、入院することもあり、重症度が高いと外科的手術も行われます。

再発性も高い炎症性腸疾患です。

 

似たような疾患として、クローン病がありますが、医師のクローン氏が発見したために付けられた病名で、

症状としては潰瘍性大腸炎と似ているものの、

クローン病の場合は、炎症が消化器官全体(口から肛門)に広がる点が異なります。

 

今回の方は、受験後に長いこと自分を責めていたのかもしれません。

 

腹痛と下痢と血便で入院し、少し落ち着いたものの学校へ行くのに不安が残る状況です。

 

ホメオパシーでのアプローチでは、根本体質のレメディが重要になります。

その人それぞれ、どのような個性で何を大切にしていて、どんな想いを持っているのか、

食べ物は何が好きかなど聞いて、レメディを割り出します。

 

また、疾病に特異的に作用するレメディも使用します。

IBCで使用されるのは、

Alumina/ Merc/ Hamamelis/ Sulph/ Nit-acid 

が主要レメディとなります。 

 

Alumina

不活発な直腸、軟らかい便でも排便が困難。排便のかなり前に痛みのある便意を催す。

直腸の乾燥、過敏。疲労。痙攣。

 

Merc

緑がかったネバネバしたべん。刺激がある。しぶり腹。全部で切らないような感覚。

分泌物が刺激があり、臭い。衰弱。

 

Hamamelis

痔。多量の出血、痛みを伴う。多量のタールのような血便。

切られるような、刺されるような感覚。痛い。激しい衰弱。

 

Sulph

ヒリヒリする。飲食後の疝痛。強い便意。せきたてられるような便意。

早朝の下痢。おならを伴う不随意の排便。

 

Nitric acid

柔らかい便であるにも関わらず、肛門を引き裂く。排便後に長く続く痛み。直腸の亀裂。疝痛。

直腸の出血。潰瘍が侵食するような痛み。悪臭がする。

 

などが挙げられています。

 

今回のクライアントさんは、

 

退院後はどうしたらいいのかと不安もありましたが、

ホメオパシーをとってから、

下痢が止まり、しばらく腹痛もありましたが、

現在は良好になったとのこと。

 

無事学校へも通っています。

 

腸は、とても重要だなと思っています。

血液のガンも脊椎より、腸の問題かもしれないと考えています。

 

黄葉の枝垂梅