九九と和菓子とエレベーター | 坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

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今日は物申したい奴らが複数いてるので
諸共ここに連れてきた。


是非皆様もこの物申しに
己の琴線と照らし合わせて欲しい。



まずはコイツ。


九九の8×6=48



いやなにしてくれてんねん。
なに8と6という
割と高数字を掛け合わせてしても
50下回っとんねん。


あまりにも前評判を
裏切り過ぎてるやん。


おかしいやん。


8×6ファンもガッカリや。
アクスタ帰り道に捨てるぞ。


今一度考えてみようや。


8やで。
6もまぁ、少し頼りないけど
されど6や。自信を持て。

俺の社会経験からすると
8と6を掛けようものなら
それはもうなんとなく54や。
答えなんかどうでもええ。
体感の話や。
8×6=54〜62や。


大人は体感の話が好きやねん。
事実とかデータとか
エビデンスとか、知らんねん。


ふんわりやっていきたいねん。

なにが48やねん。
あまりにも実力が伴ってへんやん。



ってよく考えてみたらやな、
九九における絶対的リーダーの


9×9=81


お前も全然足りてへんねん。


リーダーが何してんねん。
100はおろか、90にも届かず
さらには80台に頭を覗かせるのが
やっとなんかい。


9×9なんて、
146くらいないと辻褄合わへんやろ。


俺の今まで生きてきた中での
9の強さ、返してくれや。

九九業界どうなってんねん。


深刻なスタッフ不足か?




とまぁ、厳しく言ってしまったけれど
生活面では結構支えられてきたし、
九九業界には期待してる。
これからも温かく見守っていきたい。



次に物申したいのはコイツ


みたらし団子



好きやで。うん。
好きやけどな。


なんかAグループにいてる雰囲気出してるけど、
Bグループの下の方やで。

なんならちょくちょくCグループのやつらとも
気合うよな。
俺知ってる。


確かに美味しいけど、
Aグループの子たちは
コンビニのレジ横で粗雑に
販売訴求されへんねん。


見たことある?
寿司がレジの横で鎮座してるのを。

寿司が3つ串に刺さって
さらに3本がパックに
詰められてるのを。

俺はないねん。


君は結局、その位置やねん。
それが悪いってわけではなくて、
ちゃんとBグループっていう自覚して欲しいねんな。

Aグループってな、
漏れなくテンション上がるものばっかり。

ハンバーガー、餃子、カレー、唐揚げ。

子供から大人まで、絶大な支持を得てる。
だから彼らもAグループ代表って顔してても
なにも鼻に付かへん。

でも、そこにみたらし団子くんが
いてたら、それはちょっと場違いかなって、
思うねん。


みたらし団子もテンション上がるよ?
でも、上記にあげた食べ物を
聞いた時、人はガッツポーズやん。
みたらし団子は、『うぃ〜』
くらいやん。


みたらし団子くんは
中学生が塾行く前に
小腹すいた時にめちゃくちゃ輝くよ。


でもさ、それってBグループやん。

膝までCに浸かってもうてるやん。

それはわかって欲しいねん。
繰り返すけど、
みたらし団子、好きやで。
愛してるで。

でも明日からは、
Bグループという顔を
して、生きて欲しいかな。



次に物申したいのはコイツ


エレベーター


そう、皆さんご存じ
大ヒット移動手段エレベーター。


エレベーター、俺みたいな
臆病な人間にはあまりにも
気を配る部分が多すぎやねん。


まず最初にボタンを押したくない。
なぜならそれを押してしまうと
そのエレベーター待ってる界隈で
リーダーになる。
俺にイニシアチブが発動してしまう。

そんな見ず知らずの刹那的な
グループにおいて、俺は絶対に
リーダーになりたくない。
誰やねんお前ら。
階段行け。

と、特大ブーメランを喰らいながらも
仕方なしに俺が1番最初にボタンを
押したらば、
各階の采配リーダーになってしまう。
内部のボタンが集合した右手前エリアで
『開閉』のコントロールを余儀なくされる。


この『開閉』の文字を考えたやつ、
頭バグってるやろ。


開閉の2文字に、なに
統一性を見出してんねん。

門構えを外せ。
門邪魔やねん。
門が、全てのややこしさを
たらしめてるねん。帰れ。


エレベーターリーダー係にとって
開閉のコントロールが1番の肝。
やのに、この2文字の紛らわしさのせいで
一体何人もの人がエレベーターのドアに
挟まれたんやろう。
悲しい。

挙句、この2文字のややこしさのせいで
◀︎▶︎
▶︎◀︎
の記号で記されるケースも多い。

ハッキリ言って、
お前も一瞬じゃ分からへんねん。

お前らはどこに向いてても三角や。
三角がどう頑張っても三角やし、
人間の判断力とは仲良く出来へん。
門と一緒に帰れ。



ていうかな、
なにより見ず知らずの他人が
密接した空間に数秒間いれられるわけで、
それが本当に気まずいねん。


気まず過ぎる。



エレベーターに乗ってる時、
いくら気心知れてる友達と居ようとも
何を話しても正解ではない気がして、
ただただ到着を待つ。

それが例えば満員の1階から
およそ10階くらいの飛躍数なら、
いっそ殺してくれと言わんばかりに
沈黙が続き、
気まずさが飽和してしまう。


一体、エレベーターとは何なん。


こんな鬱積が伴う乗り物に
人はいつまで依存するねん。


エレベーターに乗った直後
『いや〜、エレベーター最高!!』
と思う人なんかほぼ居らんやろ。
それはおろか
『エレベーターって気まず...』
と思った人の方が圧倒的に多いはず。

今一度気づいて欲しい。
エレベーターに求められる
謎のリーダーシップと、
それに伴う気まずさ、居心地の悪さ。



その分、エスカレーター最高!!
って感じやけどな。



まぁ、いつかタワマン住みたいけど。
どないやねん。


ありがとうございました〜。