自己紹介代わりのルーツ探訪(後編) | まっつのブログって名前、氾濫しすぎだろ‼

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中身の無いブログにはしたくない、というか言いたい事無きゃ文章なんて書かないですよねー。音楽の話が中心ですが、後々仮面ライダーの話もするかも。

司会者「では今回はルーツ探訪後編という事で」

まっつ「なんかすっごくあっさりしたスタートだな」

司会者「前置き欲しいですか」

まっつ「いやまあ良いけど。僕の場合有言実行出来ない事が多いので不要な発言は控えときます」

司会者「また更新までに時間かかりましたしね」

まっつ「痛い所突くね」

司会者「事実ですからね。前回のエントリーでは小学校高学年時代から中学生頃までの音楽遍歴をダラダラ喋りましたが」

まっつ「そうそう。で、その頃は割とロックの中でもハード、メタルと言われる様なものを良く聴いていたな、という話でした」

司会者「そしてその当時は、今まで聴いてきた音楽にはない『異物感』をとっかかりにして音楽を探していた、と」

まっつ「で、前回のエントリーに少しだけ追記したいんだけど、僕が好んで聴いている『堅い』サウンドを持つ音楽自体に『異物感』を感じていたのかもなぁと今思いました。ちょうど僕が音楽にのめり込み始めた中学生時代って2000年代半ばで、ロックそのものがあまりTV等の『勝手に情報を流してくれる』メディアに晒されなくなっていた頃でもあったので」

司会者「また、様々なジャンルが割拠する女性アイドルがチャートを席巻し始める前段階でもありますよね。確かにその状況下ではヘビーなサウンドは珍しいものかもしれませんね」

まっつ「多分そんな感じかな。で高校1年の夏に『SCHOOL OF LOCK!』を聴き始めてサカナクションやらベホベの所謂『邦ロック』界隈に少しずつ触れ始めるんですけど」

司会者「ロキノンよりSOLの聴き始めの方が早かったんですか」

まっつ「実は言ってもロキノンそんなに読んでる訳ではないんだよね。ちょくちょく表紙見て好きなミュージシャンだったら買う、位の感じ。それよりMUSICAだな。高3の5月から毎月買って読んでる。でその流れでディスクレヴューを読んでてこんな音楽に出会う」



司会者「Los Campesinos!ですか。今までの傾向とはかなり毛色が異なるポップな曲ですね」

まっつ「最初なんでこのバンドを好きになったのか分からなかった。何に自分のアンテナが引っかかったのかが。まあヘビーなサウンドのバンドを色々知る様になって、そういったサウンドに少し飽食してた感はあるけど」

司会者「最初ロスキャンの事を『世界の終わりっぽい』と思ってたとか」

まっつ「対訳読んだら歌詞がかなり陰鬱なんだもの。そういう『ポップな音に死生観を織り交ぜた歌詞が乗る』感覚に異物感を感じたのは確かだけどまあこれは言わずもがな後付けの理由ですわな。で何故そんなポップなものを好きになったのか分からないまま星野源さんに出会う」



司会者「静かな変態達の歌ですね」

まっつ「リアルタイムで聴いてた訳ではないんだけどこの曲と『フィルム』が源さんにハマるきっかけだね。未だに『フィルム』聴くと泣きそうになるんだよな」



司会者「最高」

まっつ「いや本当。というか今回話続かないな」

司会者「ネタ切れ感を出されても困りますよ」

まっつ「まああといくつか音源紹介してまとめでいいかな」

司会者「私の仕事ですよそれ」

まっつ「申し訳ない。で、最近はこんなのを聴いていたり」



司会者「のあのわの最新アルバムのリード曲、『Hurry Up!』ですね。これまた声に張りのある」

まっつ「彼女達の音源、これ聴くまでは『Have a Good Day!』しか聴いた事なかったけどそのイメージで聴いたら火傷するね」

司会者「なんでまた聴こうと思ったんですか。さっきの口ぶりだと、最初に耳にした時はあまり好きではない様でしたが」

まっつ「その時は音がポップな上に声もヘロヘロしてて、軽い音楽のイメージがあったんだよね。所謂ローファイポップとか言われる類の音に好きなものは少ないなぁとは最近思う。山下達郎さんの歌とか何回聴いても好きになれないし。でもこの『Hurry Up!』に関しては声が太いし主張があって聴いてて気持ちいい」

司会者「なるほど。今回挙げた3組のミュージシャンはいずれも確かに声に張りのある、もしくは声を前面に出した音作りをしている方が多い印象ですね」

まっつ「やっぱり『歌謡曲の国』日本に生まれてきたからにはこういう声の強い人達には抗えないね。母が良くポルノグラフィティなんかを聴いていて、歌詞が聴き取りやすくて歯切れよく音符に言葉を置いていくスタンスを心地良いと感じていたのもあるかな。ロスキャンなんかはモロそういうタイプ。残り二つのミュージシャンにも前者は共通しているよね」

司会者「チャートのアクションを見ても、やっぱり歌声が前面に出ているミュージシャンが多く見受けられますよね」

まっつ「アイドルだって曲よりまずは声を矢面に立たせるもんね絶対。日本人は『歌詞がしっかり聴き取れる』曲の作りに安心感を覚えるんだよきっと。最近だとクリス・ハートさんが良いチャートアクションを見せているけど、落ち着くもんね。老若男女問わず安心して聴いていられる音楽なんだと思うよ」



司会者「妙なフックがない分、原曲の良さが滲み出ますね。世代を問わずに聴けますねこれは」

まっつ「本当そうね。で、僕が結局どんな音楽好きなのかって言ったら『サウンドが堅いもの』、もしくは『歌声の主張が強いもの』なんだなぁと今回まとめてみて感じました。UVERやワンオクは両方満たしてるな」

司会者「(また仕事取られた……)そう言えば前回のエントリーでは『異物感』をとっかかりにして音楽を探っていたとおっしゃっていましたが、今回挙げた楽曲に関してはどうですか」

まっつ「何だろうなぁ……さっき少し触れたけど、単純に前回挙げたジャンルを聴くのに飽きてきていたってのが本音かな。『異物感』をきっかけに音楽を探していたのにいつの間にかそういった音楽を沢山知る様になって、別にベビーな音楽が自分にとって『異物』じゃなくなったんですよ。そういった矢先にロスキャンと出会って、今までとは逆にポップな音楽に『異物感』を見出したのかも知れません」

司会者「分かりました。何だか前回と今回はかなり『自分語り』寄りのエントリーになりましたね」

まっつ「自己紹介だからね」

司会者「まあそうですが。次回はどうしますか」

まっつ「うーん、土曜日にライヴ行く予定があるのでライヴ絡みの記事を書くかもしれませんがまだ未定です」

司会者「了解しました。早めの更新を期待しています」