更年期の記録28 失った気力をどこから得るか | 東洋哲学・真髄探求ブログ

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自分が実体験してみて本当だったと確認出来た数々の出来事の記録と、物事の本当の真髄は何なのか?探求しています。
(2008年から書いてますが2019年にほとんど消して残すものだけ再掲載しましたので、年代があわないものが多いです、ご了承ください)

(2021.5.23投稿)


"気力が全くない"・・よく耳にする言葉だが、自分がそうなってみてやっとわかる。エネルギーの枯渇した状態を意味する。


退職する直前も自分で気づいていて、どこでエネルギーを得たらよいか?と同僚に話したこともあった、その少し後退職となったのだが。


パート先が見つかった頃も、まだ気力は回復していなかった。出勤日を延期してもらった後、なんとか失った気力を取り戻さないといけない、そこで昨日書いたように十全大補湯を処方してもらった。薬剤師さんには一月くらい飲まないと実感はないと思うと言われていたから、その頃はまだ信じてひたすら飲む状態、人参濃縮液も併用していた。


さらに何かないかネットで探していたら、パニック障害を気功と栄養併用してやっと良くなったという記事があった。気功と言っても色々あって、またどこに行けばよいか見当がつかない。そこで以前友人から"ぎっくり腰なら一発で治るから行ったらいい"と言われた治療所を思い出し、検索してみると以前の場所から移転してはいるがやってるのを見つけ、冒険のひとつと考え電話予約した。


簡単に踏み切れたのは何より安かったから。初診でもその後でも一回2500円。鍼でも安くて5千円はだいたいかかる。私が今回行ったのは十字式健康法というところ。キリスト教の方が背骨に気を入れて歪みを治してくれる。かかる時間もほぼ2.3分。全く痛くもなく、最初は実感がなかったが、30分くらいたつと、背中がポカポカしてきて、家について横になっていると、あの痺れると言ってた左足に血が通うのがわかった。あったかさが広がっていく。初日はなるべく安静にと言われていたのでその日はゆっくり休んだ。


治癒師の先生が頸椎、胸椎、腰の何番目が曲がっているからめまいとかしたでしょ?動悸とか足痺れたりしませんか?と言われ、全部その通りで背骨って大事だなと思った。


前、整体師さんの動画で"自律神経の患者さんはみな前屈みで来る"とおっしゃっていた。背中がこっていて骨が圧迫されている方か多い。解剖学の動画でやっと交感神経と副交感神経がどう走っているのかみつけたとき、やっぱりと思った。だから十字式でもらった説明図でもここを正せばこれこれ・・とはっきり書かれていた。中にはバネ指にはここ、婦人科系にはここと簡潔に書かれていて、これなら外科手術する前に一度試してみてからでもいいかもしれないと思った。


1週間ずつ空けて3回通い、先々週の土曜日に最後に行ったあとは、特に行かなくても大丈夫かなと思えるようになった。十全大補湯も人参も1ケ月くらい経ったからか、なんとなく気力も出てきて、薬ももういいかなと頓服以外では全部飲んでない。気力があれば生きることが普通に思えるしそんなに辛くない。買い物も楽しく感じるし、ゆっくり物を見て探せて人と話すのも辛くなく普通になった。


理想的なのは食べ物や外気から気力を得るべきなんだろうが、手っ取り早いエネルギー充電には、他からの助けも得てよいと今は思う。必要なものはこんなふうに必ず準備されているはず、受け取り拒否ばかりしてるから苦しいのだろう。


冒険は時に願ってない方に行く可能性も否定できないが、願った方向に行く手段にもなりうる。どっちになるかは5割5割、生きること自体が冒険なのだから今後も色々チャレンジしたい。(つづく)