更年期の記録27 職場復帰 不安との闘い | 東洋哲学・真髄探求ブログ

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自分が実体験してみて本当だったと確認出来た数々の出来事の記録と、物事の本当の真髄は何なのか?探求しています。
(2008年から書いてますが2019年にほとんど消して残すものだけ再掲載しましたので、年代があわないものが多いです、ご了承ください)

(2021.5.21投稿)


昨年の6月25日に立っていられなくなって救心Fを飲み頭に血が行かないままなんとか仕事を終え、その日付けで退職したから実際10ヶ月休んでいたことになる。


休んでいた期間も元気に休暇をとってたわけではなく、次から次へと襲ってくる体調不良に病院通いをしながら心身共に疲労を抱えた時間だった。何が一番大変かって言うと、肉体的苦痛以上に精神的にぐんと落ちること。自分で患ってみてこの病を患っている方々の大変さがわかった。幸い落ちた後少し時間が経てばなんとか上がることができたし、落ちてもどん底よりは少し上くらいで止まることができたからなんとか耐えられた。漢方を飲んでいたから安定を保てたのだと思う。


抑肝散加陳皮半夏は胸の湿気を乾かしてくれ、胸のあたりに上がってきた火を下に下げるようだ。8月からずっと辞めることが出来なかったこの薬も、最近はオーバーヒートの時に頓服で飲むくらいの頻度に落とせた。自分にとっては奇跡のよう。


当初4月の半ばから出勤になっていたのに、その直前になって風邪症状が出たり発熱したり低血糖様症状が出たりで、予定通りには行けず2週間待ってもらうことにした。その期間で身体をなんとか戻さないといけない。そこで気を下げる薬を長期で飲んでいるからかもしれないと自分なりに考えた。漢方では血が足りないから気が血と一緒に運行できず軽い気だけが上に上がると解釈していたのを思い出し、ならば補血剤が効果があるかもしれないと更年期の先生に気力回復できるもの・・十全大補湯か人参養栄湯(補中益気湯は冷やす成分があり以前飲んだがいまいちだったから除き)を保険で出してもらえないかお願いしたら重複する成分を考えて十全大補湯を出してくれた。


自分でも滋養強壮できるものを探していたら大昔飲んでいた人参濃縮エキスを思い出しアマゾンで購入。これは上薬で食品みたいなもの、それほど毒にもならないと思い1日1スプーンずつ飲んでいる。


この期間、精神的な不安・・やっていけるだろうかという思いが襲ってきて、家にひきこもる人たちの気持ちも痛いほどわかった。


そしてなんとか出勤。初日は帰ってからも脈は早く、全く寝られない。でも次の日も行かなきゃならないから、あの今まで抵抗し続けてきたベンゾジアゼピン系の睡眠剤をとうとう飲んだ。閉じた瞼に光が見えてきてすっと楽になった。筋肉弛緩もあるらしく、次の日身体が楽だった。なるほど、こういうものか。


この間も連勤の時ほとほと疲れ果て夜中に一粒飲んだけど、初回のようには効かなかった、やっぱりなあ。その後は幸い飲まなくてもよく寝ている。


仕事は10時から15時。たまに午前中に1時間ほど具合が悪くなることがある。オーバーヒートか頭に血が行かないか。でも色々調整してなんとかまだもっている。そんなにみんな万全で働いているわけじゃないし、今まで無傷だったのが恵まれていただけのこと。


朝型に慣らすため、最近休みの日には午前中2時間歩くようにしている。歩いてる時はリラックスしてるから気分良く身体にも全く異常はない。特に今朝はこんな晴れ晴れした気持ちは何年ぶりだろうと思った。エイブラハムを聞いたり菜食や甲田式体操やホエイプロテインやら、なんでも良さそうなことを一杯やっているので何が良かったかわからないが、やっと冷蔵庫や電子レンジの上を掃除することができた。(つづく)