更年期の記録30 食原性(機能性)低血糖 | 東洋哲学・真髄探求ブログ

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自分が実体験してみて本当だったと確認出来た数々の出来事の記録と、物事の本当の真髄は何なのか?探求しています。
(2008年から書いてますが2019年にほとんど消して残すものだけ再掲載しましたので、年代があわないものが多いです、ご了承ください)

(2021.6.11投稿)


普通の人は食後インスリンが出て一気に上がった血糖を下げて程よい数値になったら一定化が保たれると聞いていた。でも人によってはインスリンが出っ放しになってちょうど良い数値よりもさらに下げてしまうことがあるようだ。当然低血糖の症状になり、話によるとインスリンが出るときアドレナリンやらノルアドレナリンやらも一緒に出て頭痛、動悸、手汗、しまいには幻覚が見える、人によっては怒りを表す場合もあるそうだ。


この症状だけ見ると統合失調症や双極性感情障害と間違えられても仕方ないかもしれない。


昨年の夏、退職した頃のことを思い出してみても、なんかこれだったかもと思う。食事をしてから一時間くらい後、急に立っていられなくなったりとにかく頭に血が行かない感じがした。血糖が普通より下がっていたとしたら頭が働くわけない。姪の家に行く朝も、乗り換えのターミナルでバスを待っていたら(それも食後ちょうど一時間くらい?)やはり目の前が白くなって意識が遠くなりだしこのままどうにかなってしまうのでは?というすごい恐怖感が襲ってきた。緊急でドリンク剤を飲んでなんとか凌いだものの、一人だったからとても怖かった。ただそういう時は一時的なものでしばらくすると復旧することが多かった。


当時もこれら症状を内科に行って話したが普通の糖尿の数値を見て大丈夫と帰されてしまう。機能性低血糖の検査は一時間ごとの血糖を調べたりして大掛かりなものになるらしく、その専門の病院に行ったほうが真剣に向き合ってくれそうだ。私もこれだという診断は受けていないが、今振り返るとなんとなくこれに当てはまっていたと感じる。


今は幸い、サイリウムの青汁を食前に飲んでいて目立った症状はでていないが、前職退職前の検診では糖尿の予備軍と言われていたので、今後も前みたいな、空腹にご飯から食べて終わりっていう炭水化物オンリーみたいな暮らしはできないなと思う。


ちなみによく言われているように、ジュース、間食、砂糖だけで3ケ月も暮らすと幻覚、幻視、幻聴(批判的なもの)が出てくるそうで、そういう患者さんは当然心療内科に行く。問診でそういった食生活が把握できたら栄養の改善で治ることが多いそうだ。


若い人の中にメンタルが大変な子が多いなあとおばさんたちはみな感じているが、やはり"食"に原因があるのではなかろうか?


私はこれら全てが更年期と一括りにして来たが、もし糖尿病の予備症状だったら、更年期の治療ではそれほど効果は見られないかもしれない。幸い、仕事を辞めてからは決まった時間に食事してそこそこ運動もしてきたからその後はなんとか治っているが、自分の身体の管理はこれからが正念場と感じている。(つづく)