脚本まとめ極 | 畑雅文のブログ

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久方ぶりのテーマです。

脚本作品が10本プラスされたら記録するシリーズ。

だいたい1年ちょい毎に上乗せされてたんですが、今回は1年8ヶ月かかってしまいました。


ちなみに今までの振り返りはこちらを参考にして下さい↓






ついにパート4です。
その名も「脚本まとめ極(きわみ)!」
プリンのようなサブタイトルがつきました。

アルファベット卒業です。
では参りましょう!


①壁に挟まった男
スズキプロジェクトに三度目の登板です。その名の通り、主人公がずっと挟まったまま色んな人物と関わって二転三転する話。我ながら良い設定の話だと思います。これだけで100分も引っ張るには、やはり周りの登場人物を増やさないといけないという、質と量のジレンマもありながら、何とか帰結出来ました。

②刀剣乱舞 歌合 乱舞狂乱「根兵糖合戦」
大人気コンテンツに数名の脚本家が参加して、それぞれの短編が披露されました。千秋楽に自分の書いた話がTwitterのトレンド1位になったのは特筆すべき!つまり最も評判が良かったのは言うまでもありません。数年に1度良いコントのネタを思いつくのですが、それがこれだった気がします。さいたまスーパーアリーナで1万人以上の観客を前にした豪華なショーでした。しかも全国の大規模会場で行われ、紛れもなく過去最大スケールを更新です。

③花は巡りて
実現に向けて紆余曲折あった戯曲ですが、執筆から約3年を経て上演され安堵。キャストも好演が光り、全体的に満足度も高くて良かったです。ワンシチュエーションのハートフルコメディ。素敵な作品とはこの事です。

④勇者のために鐘は鳴る
劇団EXILE主演のアクション冒険コメディ。赤坂ACTシアターでオリジナル脚本を上演出来るとは、目標を達成するスピードが早く感じた贅沢な機会でした。けど台本書き直し回数が過去最多で苦痛だったのは拭えない事実。本番はストーリーではなくパフォーマンスに特化してたので、今度は彼ら主演でもっとストーリー重視の面白い舞台脚本を書きたい。自信はある。その際の演出はぜひ冨田昌則さんにやってもらいたい。

⑤夜明け~spirit~
事故によって体の自由が効かなくなった若手俳優の物語。本番では涙と笑いが溢れてなかなか素晴らしい作品になった印象。稽古方法がいつもと違い、全員で楽しみながら作る雰囲気ではなくシビアな空間にせざるを得なかったのが演出家としては心残り。

⑥風立ちぬ
初の朗読劇。ジブリ映画の元になった話題作を現代アレンジして送ったヒューマンドラマ。けっこう上手く脚色出来たと自画自賛している。キャストも人気YouTuberやアウトデラックス出演のアイドルなど、異色の組み合わせ。しかも少人数に絞って稽古も本番も洗練されていた。

⑦アルティメット古事記
LIVEDOG2度目の参戦。古事記にエンタメ要素を盛り込んでまとめた秀作だと思う。出来れば加筆修正して再演や巡業をしたいくらい好き。その機会が訪れるよう、もっと爪を研ぎながら力を蓄えよう。

⑧ブラックジャックによろしく2020
伝説の医療漫画の舞台化。キャストを極限まで絞って濃密な会話劇へと昇華させた。思えばずっと大人数が出る台本を書いていたから、その反動で少ない人数の話にトライしてみたくなったのでしょう。

⑨紅葉鬼~童子奇譚~
凄惨な時代劇ファンタジーの続編。なんと前作は別の人が脚本を担当。途中からバトンタッチという異例のケース。でもけっこうアガる話が書けた気がする。キャラによっては若手のイケメン役者が演じると重厚さに欠けてしまう部分もあって、そこは作品づくりにおけるせめぎ合いの課題。

⑩カードファイト!!ヴァンガードoverDress
出ました!なんとアニメ脚本に初挑戦!しかも第1話。テレ東というアニメ総本山みたいな局で何年も続くシリーズの新たな始まりを自分が書くなんて驚きっす。色んなライター達が書き繋いでいく形なので、2話以降はまた別の書き手。だから自分の担当回だけはハードディスクに永久保存。


以上。
さて次回は出来れば2022年の内に更新したいですね。なんせ前回と今回では2019から2021へとなり、2020をジャンプしちゃいましたから。

脚本まとめNEO
脚本まとめDX
脚本まとめZZ
脚本まとめ極

と続いてるわけですが、次はどうしましょう。

「シン・脚本まとめ」は乗っかり過ぎか。
「脚本まとめDESTINY」というガンダムSEED感。
「脚本まとめTHE MOVIE」…たまにあるドラマみたい。

何かしら良いの思いつくでしょう。
それではアデュー!