もののけニンジャ珍風伝 | 畑雅文のブログ

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2022年の映画クレヨンしんちゃん情報がアップされましたね。

忍者という今まで無かったテーマもさることながら、しんのすけが生まれた日にも焦点が当たるらしく、30周年で気合いが入ってると見受けられます。

監督は橋本昌和氏。
近年の劇しん監督ツートップのお一人。
B級グルメ(△)・サボテン(◎)・シリリ(×)・新婚旅行ハリケーン(◎)の4作を担当。
( )内の記号は僕の評価です。

もう一方は高橋渉監督。
ロボとーちゃん(◎)・ユメミー(×)・カンフー(◎)・天カス(◎)の4作を担当。

平均的に見ると高橋監督の方が内容面での成功率が高いですが、サボテンで歴代最高の興行収入を記録した橋本監督のポジションの方が優遇されてるように勝手な推測をしてしまいます。
30作目を任されるというのはそういう事かなと。

そしてなんと言っても脚本はうえのきみこ!

もうこの人に任せておけば間違いない!

近年ではサボテン・カンフー・新婚旅行・天カスを担当。

見事に当たりのみ。
この方が脚本ではなかったユメミーとシリリはイマイチでした。
さらにB級グルメも担当しましたが、この時は共同脚本。

だから今度の新作は心配なく楽しめるぞと思っていた矢先、なんと橋本監督との共同脚本と知って僕の表情はゆがみました。

橋本監督は以前、シリリで単独脚本を担当してストーリーテーリングにおいて力不足を露呈しました。
また、高橋監督もユメミーで共同脚本を担当。
前述の通りユメミーもあまり面白くなかったです。
どうも現在の双頭である両監督は脚本に不向きな印象です。

ただ決定事項は変わらないので、橋本監督の脚本力もあれから時間が経ってレベルアップしている事を願うばかりです。

あと、ナイスだなと思うのは、最近の劇しんは宣伝の段階で「感動」アピールをしなくなった事です。

感動感動!とアピールしなくても、感動するものはこちらが判断して勝手に反応するものです。

だから僕がボロ泣きしたロボとーちゃんは製作側も自信があったのか、予告の時点ではお涙ちょーだい路線を一切出してませんでした。

ユメミーだけ「シリーズ屈指の感動を目指す」と寒いリリースが打たれて嫌な予感がしたら案の定スベってました。

それ以降、新婚旅行やラクガキ、天カスはそういった謳い文句をほぼ封印してましたが、ちゃんと感動作としての評価はバリ高いです。

という事でもののけニンジャもその点では期待出来ます。

そして注目なのがやはり、ジャングル・オトナ帝国・アッパレ戦国・ヤキニクロード・カスカベボーイズとかつて5作連続で打ち出した当たり記録と並ぶかどうか!

現在はカンフー・新婚旅行・ラクガキ・天カスと続いてます。
すでに平均点は余裕で超えておりますが、数でも超えていって欲しいところであります!!