2021エンドゲーム | 畑雅文のブログ

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2021年もゴールする時期ですけど、どうですかね。まあけっこう良かったです。悪い事みたいのほとんど無かったです。

旅行も出来たし。ノーマスク無双する勇気と度胸も身に付いたし。最高じゃん。バクマンの絵を描く方じゃん。モリタカじゃん。


で、僕は以前からよくドラマを観てはその感想とかをこちらのブログで書いてました。

最近はサボり気味、いや何にも課せられてないのにサボるも何もないでしょーに。


ただ、単にドラマレビューを書かなくなったのではなく、ドラマ自体をあまり観なくなってしまったのです。

これは比較的悲しく、残念な事でもありますが、ある種の進化なのかもしれません。


半ば義務のようにドラマを毎週観ていたあの頃。

何となく気になる要素がちょっとでもあれば次も観ていたけど、最終回まで観て「あれ?これ結局観なくても人生に何の影響ももたらさなかった気がするぞ?」という作品ばかりという事に気づいてしまったのです。


バラエティ番組もそうです。

昔は血眼(血ナマコじゃないよ)になって観ていましたが、見逃しても全然楽しく過ごしてる自分がいました。

アメトークや月曜から夜ふかしは絶対に観るように心がけていましたが、それらを観た次の日には内容を忘れてました。

観てる瞬間はそれなりに楽しいけど、1時間ずっと笑いっぱなしという事もなく、将来までずっと役に立つ情報を得たわけでもなく、今の自分にとって必要ではなくなってきてると気づき始めました。


他の部分で興奮や感動を得たり楽しみや幸せを感じたりする事が増えたのでしょう。

世間一般にはすでにそういう人がゴマンといたはずですが、僕にとってそれは「テレビを観ない人」という、情報や娯楽センスに疎い存在に思えてました。


そして、僕もそういう人達になってるような気がします。

ちょっと前の自分なら、日本沈没は放送翌日にTverで2倍速にして観て、それを毎週続けて最後まで見届けていたでしょう。

しかし、今は3倍速にして観て2話で離脱しました。


有吉弘行の「知らない事を偉そうに言うな」という言葉はすごく良いと思います。

「エヴァンゲリオン観たことないね」と迎合しない自分をカッコ良く見せたいような奴を痛快にノックアウトしてくれるような名言。

今の僕の「ドラマ観ない」というのはそういった無知や無関心というゼロ行為を自慢するように聞こえないか心配もありますが、事実観なくなって、それをなぜかブログで報告してるので、エヴァ未視聴イキりと同類に映っても仕方ありません。


でも誰かしら共感して、迷いが少しでも晴れたら良しとしましょう。

映画やドラマ、漫画やアニメ、色々と観すぎたせいでキャパオーバーになり、それぞれの作品の絶妙に面白いポイントを見逃すようになったのか。

それともパターンが分かってるので新鮮さが無く、時間をかけて観る必要なしと判断してるのか。


自意識過剰の過大評価ですが、後者の理由が優勢です。

そんな中でも最近見てすごく面白いと思ったのが『オッドタクシー』でした。

映画とかでも、お約束の起承転結というよりかは事実を元にしたフィクションとか、とにかく自由に綴られた単館系や、パッション先行のセオリー無視した作品が心に残ります。


めっちゃ完成度高いかめっちゃフリーダムかのどっちかしか面白いと思わなくなりました。

おや?それって何かけっこう究極に目が肥えてない?と自分ではそう思っとく。実際そうだし。もうね、自己弁護しない。この鼻をへし折りたかったら面白いと思わせてみせい。滅多にないよそんな作品。敬具。